【きょうから】グッズ付きチケットはすでに完売…京都「マリメッコ展」で、貴重な資料&ドレスなど70作品!工場の裏側も公開

革新的なデザインで世界的な人気を誇る、フィンランド発のブランド「Marimekko(マリメッコ)」。10年ぶりとなる展覧会が、7月4日より京都の「京都文化博物館」(京都市中京区)にてスタート。

■ マリメッコの多彩なデザインを展示1951年、フィンランド在住のアルミ・ラティアが夫のヴィリヨが営むオイルクロスのプリント工場にて創業したマリメッコ。以来、優れたアーティストを起用し「ウニッコ」や「セッペル」、「セイレーニ」など3500種類以上のプリントデザインを生み出してきた。

大規模な展覧会は今回で10年ぶりとなり、京都会場を皮切りに2年をかけて日本各地を回っていく。マリメッコ社とヘルシンキ建築&デザイン・ミュージアム協力のもと貴重な資料を展示するという前情報もあってか、開幕を前にグッズ付きチケットが売り切れるなど注目度の高さがうかがえる。

「京都文化博物館」の2フロアを会場とする同展では、マリメッコ誕生の歴史や創業者・アルミの美学をはじめとし、模様の原画、プリントの過程をテーマにしたインスタレーションなどを4つのエリアに分けて展示する。

同館4階にある最初のエリア「マリメッコの美学」では、アルミが残した言葉やマリメッコ誕生から現在に至るまでの年表に加え、「ウニッコ」や「カイヴォ」など誰もが知る模様を展示。さらに1960年代から近代に至るまで厳選された約70点のドレスも集結し、鮮やかな色彩や個性的な絵柄はもちろんのこと、動きやすく快適なことを重視したゆるやかなシルエットをじっくりと鑑賞できる。

■ プリント工場の過程&裏側は?会場が変わり3階では、「Art of Printmaking」エリアにてマリメッコの模様が誕生するまでの過程や裏側を展示。手書きのデザイン画や切り絵をはじめとし、ヘルシンキのプリント工場で使用されている印刷用フラットスクリーン版やインク保管バケツといった貴重な資料を通して、どのようにあの印象的な模様が作られていくかを辿ることができる。

その隣にあるエリア「プリントが生まれる場を体感」では、アートユニット・plaplaxが実際にヘルシンキの工場を見学した上で制作された作品を展開。同作品はプロジェクションを使用しており、壁いっぱいに映し出された鮮やかな映像や音楽のなか、まるで工場のなかにいるような空間に身を置くことができる。

そして最後の「未来への対話」では、北欧を拠点に活動するデザイナー・皆川明氏による新作インスタレーションを展示。皆川がマリメッコとの対話を重ね独自の視点で再解釈した作品となっており、「ティーリスキヴィ」や「ヴァルケア ウオ(白夜)」、「ピエニウニッコ ハイヴァディス」などさまざまな模様を、日本の伝統文化を彷彿させるデザインに落とし込む。

『マリメッコ展 模様のちから Marimekko: Art of Printmaking -Beauty, Dream, Love』は7月4日~9月6日に開催。会場は、地下鉄「烏丸御池駅」や阪急「烏丸駅」近くの「京都文化博物館」3・4階展示室。チケットは大人2000円、大高生1600円、中小生700円。

『マリメッコ展 模様のちから Marimekko: Art of Printmaking -Beauty, Dream, Love』

期間:2026年7月4日(土)~9月6日(日)

場所:京都文化博物館 3・4階展示室(京都府京都市中京区三条高倉)

時間:10:00~18:00(金曜日~19:30まで、入場は閉室30分前まで)

料金:大人2000円、大高生1600円、中小生700円、未就学児は無料(要保護者同伴)

取材・文・写真/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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