「万博で食べられなかった」後悔から催事を企画→オープン前から異例の行列に…レアグルメも実現
百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で、『大阪・関西万博』のグルメを集めた催事を4月13日まで開催中。しかし、簡単には入場できない“異例”の大盛況となっている。
■ 初日は約1000人行列…最後尾は隣のビルまで9階「催会場」には、すべてのエレベーターやエスカレーターから行けないよう入場制限。「催会場」に入るため、まずは2階の「ウエルカムガレリア」から始まる行列に並ばなければならない。
その行列もSNSでは「2時間待ち」とも言われ、さらに、初日は17時頃、2日目は18時40頃に入場が打ち切られるほどの混雑だった。
初日の4月8日には、開店前から約1000人が行列。行列の最後尾は、百貨店隣のホテル「都シティ 大阪天王寺」まで及んだ。『大阪・関西万博』を彷彿とさせる、入りたくても入れない状況から、SNSでは「万博過ぎて入れなかった」と投稿されていた。
■ 今しか食べられない“レア”万博グルメ3選そんな大行列を勝ち抜いて「催会場」に入ったからには、レア度が高いグルメを食べたい・・・!催事担当者・秋山さんに、おすすめメニューを伺った。
万博を15回以上訪れたという秋山さんには、後悔があった。「万博でカヌレパフェに並んだけど買えず、心残りがありました。でも、このように思っている人、ほかにもいっぱいいらっしゃるだろうなと思いました。もう一回食べてみたいというお客さまの思いを実現できるよう、今回の催事を企画しました」と話す。
特に、今しか食べられないのは、英国館の「フィッシュ&チップス」(1900円)と、アメリカ館の「スパークバーガー」(1800円)だ。
「実店舗をお持ちじゃないブランドとの交渉が大変で、アメリカ館、イギリス館と同じ味は今、日本のどこにも出店していらっしゃらない。そこで、シェフが今回のために、わざわざ来日してくださっています」。
また出店する28店舗に依頼する際に、秋山さんはSNSの投稿から人気グルメをリストアップ。なかでも、投稿が多かったのは「とんかつ乃ぐち」だそう。
「とんかつ乃ぐちさんは、2024年末に大阪・中津のお店を閉店され、万博閉幕後は路面店が無いんです。交渉する手立てが無いなかで、お弟子さんの清水研羊さんにお声がけして、今回の出店が決まりました」。
来場者に向けて「できる限り万博を再現したいと思って作ったので、足を運んでいただいて、万博を思い出すきっかけにできたら嬉しいです」と語った。
■ 週末、訪れる人へ…2つの注意事項混雑が予想される週末、どのように対策したらいいだろうか? 1つ目は、まずは2階へ向かうこと。「天王寺ミオ」側の外側通路に行列があるので、そこから最後尾に並ぶ必要がある。
2つ目は、暑さ&寒さに備えること。初日からの3日間は、防寒具が必要な冷え込みとなった。夕方は行列が短くなる傾向にあったが、途中で打ち切られる可能性があるので注意が必要だ。
また、催事終了後も大阪で食べられる「万博グルメ」もあるので、心に余裕を持って臨みたい。10階「神農生活」のレストラン「食習」では、TECH WORLDの「ルーロー飯」などが食べられる。
ほかにも、マルタ館のサンドイッチ「フティーラ」は、大阪・天満のパン店「オレンジフィールズブレッドファクトリー」で、マレーシア館のカレー「ロティーチャナイ」は、大阪・梅田の「A-dining」で、オーストラリア館の「ラミントン」は、大阪・中崎町のカフェ「PATHFINDER XNOBU」で提供されている。
百貨店の広報担当者は「週末はさらなる混雑が予想されます。お客様の安全を最優先に、状況に応じた誘導を行ってまいります」と、コメントを語った。
◇
『EXPO2025 オフィシャルポップアップストア あべのハルカス店~大阪・関西万博 開幕1周年記念グルメパレード~』は、4月8日~13日まで、ウイング館9階・催会場で開催。時間は10時~20時(最終日は17時閉場)。イートイン・バーの営業は、10時30~19時30分(オーダーストップ、最終日は16時30分まで)。キャラクターの来場時間など、詳細は公式サイトにて。
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
(Lmaga.jp)
