瀬戸内海を見守る「招き猫」神戸‐高松の旅終え、次はどこへ?「瀬戸内国際芸術祭2025」で人気博した「SHIP'S CAT」

「福を招き、旅を守る船乗り猫」として、神戸~小豆島~高松を結ぶジャンボフェリー「あおい」の船上から航海を見守ってきた「SHIP’S CAT (Boarding)」。1月14日をもって273日間の海の旅を終え、船を下りた。

◆現代美術作家・ヤノベケンジ氏による「SHIP’S CAT」シリーズ「瀬戸内国際芸術祭2025」に出展されたアート作品として2025年4月より「ジャンボフェリー」(神戸市中央区)の船上で人気を博してきた「SHIP’S CAT (Boarding)」は、茨木市出身の現代美術作家・ヤノベケンジ氏による「SHIP’S CAT」シリーズのうちのひとつ。荷物や食料を運び、ネズミや疫病から人々を守ってきた「船乗り猫」をモチーフとしている。

「SHIP’S CAT (Muse)」(大阪中之島美術館)はじめ、世界各地で展示されている「SHIP’S CAT」たちだが、実際に航海する船上に作品として設置されたのは本作が初めて。大海原や各港の景色、ときには明石海峡大橋をくぐったりと、船上ならではの瀬戸内のさまざまな風景とともに「SHIP’S CAT」を写真におさめることができ、好評を博した。

「瀬戸内国際芸術祭2025」にあわせ、坂手港ターミナル「さかてらす」(香川県小豆島町)屋上に設置された「SHIP’S CAT(Jumping)」とともに、「Journey of SHIP’S CAT」のタイトルのもと展示。芸術祭の終了後も引き続き船上で展示されていた。

「ジャンボフェリー」では、今回の船上展示終了にともない、「ありがとうSHIP'S CAT」と題した企画を展開。『SHIP’S CAT (Boarding)』との思い出やメッセージを共有できるメッセージボードを「あおい」船内に設置したところ、事前に準備していた200枚のカードが早々になくなったほど、乗船者たちから多くのメッセージが寄せられたと言う。

「『楽しい船旅になりました!』『写真を一緒に撮れたのが良い思い出です』といったメッセージが多く寄せられました。またヤノベ先生のファンで、遠方から駆けつけた、と熱いコメントを残していただいた方もいて、改めて多くの方に愛されていたことを感じています」と同社担当者は話す。

なかには、兵庫県ー香川県間の移動の手段としてでなく、「SHIP’S CAT」に会うためだけに、乗船したという人もいたそう。「船に猫が乗ったことで、『招き猫』として、さらにジャンボフェリーがにぎわえば」とヤノベ氏がお披露目の際に語っていたが、そのとおり新たなフェリー利用者の拡大にも一役買った形だ。

◆ 今後「SHIP’S CAT(Boarding)」はどこへ向かう…?1月14日に「あおい」を下船したあと、「SHIP’S CAT(Boarding)」はどこへ向かうのだろうか?担当者は、「引き続き高松でSHIP’S CATに会うことができます。これからもSHIP’S CATとの時間をぜひお楽しみください」と話し、今後は「高松東港ターミナル」内に設置される予定で、さらにその先についても計画中だそう。詳細は公式サイトやSNS等でチェックしよう。

(Lmaga.jp)

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