「ありがとうー!」心斎橋オーパが閉館、31年の歴史に幕「こんなに愛された施設はない」
1994年に開業し、大阪のファッション発信地として親しまれてきた商業施設「心斎橋オーパ」(大阪市中央区)が1月12日、31年の歴史に幕を閉じた。寒空の下、閉館セレモニーには多くの人が集まった。
1994年に本館、1998年にきれい館がオープン。開業時は20代前半のユーザーが多くギャルの聖地とも呼ばれ、ギャル文化全盛期の2005年頃、初売りの際は約600mほど南下した場所にある「道頓堀橋」あたりまで行列ができるほど、関西のファッション界を盛り上げてきた存在だ。
その後2016年頃からターゲット層を広げ、地下2階をフードコートにリニューアルしたり、「HMV&BOOKS SHINSAIBASHI」にレコード専門店を併設させたりと、幅広い層に向けて発信。運営元のイオンモールは、建物オーナーとの賃貸借契約を終了に伴う営業終了とコメントしている。
「心斎橋オーパ」ゼネラルマネージャーの柴田 賢一氏は、「本日はお忙しいなかお集まりいただき、誠にありがとうございます。6年前にこの心斎橋オーパに着任しまして、なんとかこの地で商売を続けることができないかなと、推し活のイベントやキャラクターカフェの導入など、さまざまな手段を使って頑張って参りました。しかしコロナ禍、その後は盛り返してはいましたが、諸般の事情がございまして、このたび31年の歴史に幕を下ろすことになりました」と説明。
続けて「長年さまざまなお取引さま、お客さまに愛され、ランドマークとしてやってこれました。こんなに愛された商業施設はほかにはないと思います」と噛みしめた。最後はスタッフ総出で閉店の挨拶とし、「最後に全員で挨拶させていただきます。31年間、ご愛顧ありがとうございました」との言葉に、集まった客からは「ありがとうー!」との声が飛び交っていた。
偶然通りかかったという40代の女性は「知らなかったです。びっくり」と驚いた様子をみせ、また高校生時に通っていたという30代の大阪市在住の女性は「最近は行けてなかったんですけど、無くなるのは悲しいです。ココルルとかギルフィーとか、たくさん買い物させていただきました!」と名残惜しそうに話した。
(Lmaga.jp)
