うんち製造機でおなじみ奈良のおもちゃ会社、次は「無限モアイ」を量産…実は3年前から構想
2022年の年末、X上を騒がしたアイテム「無限うんち製造機」をご存知だろうか。雪をシャベルで掴むことで、無限にうんち型の雪玉を量産できるという子ども心くすぐる製品だが、その「無限○○製造機」シリーズに新作が登場した。
今作はイースター島の巨大石像・モアイ像を無限に生み出せる「無限モアイ製造機」。なぜモアイを雪で…?という疑問が湧いてくるが、実は深い理由があるのだとか。
この商品を企画・開発したおもちゃ会社「池田工業社」(本社:奈良県宇陀市)に、新作「無限モアイ製造機」について教えてもらった。
■ 社内のアイデア発表会から誕生した「無限モアイ製造機」同社では、企画部に加え、パートを含むスタッフ全員でアイデアを出し合う「アイデアミーティング」、さらにそのミーティングで生まれた案で競う「アイデア発表会」を年に数回実施。
そこから実際に商品化された例もあり、スタッフのモチベーションにつながっているとか。今回の『モアイ製造機』のアイデアも、ミーティングにてスタッフのひとりが発案したものだ。
庭にモアイがずらっと並ぶ光景は、インパクトがあって思わず写真を撮りたくなる面白さがある。また昔の人が石を削ってモアイ像を作っていた姿も重なり、「じゃあ雪でモアイを『製造』できたら楽しいんじゃないか」という発想から企画が進んだという。
「子どもも大人も一緒に楽しめますし、雪でモアイ像を作るなんて冬ならではの特別な体験になるはず」と同社。
■ 憂鬱な冬を吹き飛ばす…「無限◯◯製造機」シリーズ実はアイデア自体は2022年頃から出ており、あの「無限うんち製造機」よりも先に構想があったのだとか。無限うんち製造機は取っ手が付いた形状だったが、モアイ製造機を同じ形状にすると成型時に型からきれいに外れない可能性があった。
市場性や成型のしやすさを踏まえて検討を進めた結果、実際のモアイ像のような存在感のある大きさを活かしたほうが安定して製造できるという判断に。そこで大型サイズでの商品化が決まり、2024年11月に発売へと至った。
ユニークな商品が誕生する裏には、なんとも真剣な議論が重ねられていることが分かった。根底には、寒さや雪で憂鬱になりがちな季節にも、外遊びが楽しめるようなものづくりへの想いが込められている。同社は「これからもお客さまが思わず笑顔になるような製造機シリーズをぜひ作っていきたいです!」と意気込んだ。
「無限モアイ製造機」は825円。全国の量販店や通販サイトで販売中。
取材・文/つちだ四郎
(Lmaga.jp)
