棍棒を試し殴りできる!? 大阪に500本ずらり…「狂ってて最高」と話題

先日SNSで『大棍棒展』なるものが大阪で開催されているという投稿を発見。棍棒とはあの漫画やアニメで見た古代の武器のことなのか・・・!? 現代においては全く馴染みがないものだが、展覧会が開催されているとは。気になったので、さっそく会場を訪れてみた。

■「どうせなら他の人がしていないことを…」と棍棒作り実は2022年にも開催されており、3年ぶりとなる『大棍棒展』。今回の会場は京阪「なにわ橋駅」地下1階「アートスペース」で、なかに入るとさっそく棍棒がずらり。

約500本あるそうで、長いもの、短いもの、大きいもの、小さいもの、太いもの、細いもの、漫画肉のような不思議な形のもの・・・と、個性豊かな棍棒の数々に圧倒される。

展覧会を主催し、これら会場内に並ぶ棍棒のほとんどを作ったのは、「全日本棍棒協会」の会長・東 堅(あずま・かし)さん。大阪から奈良県宇陀市に移住し、里山の暮らしを始めたことをきっかけに棍棒を作り始めたのだそう。

「奈良・大宇陀で畑、稲作、養鶏をして暮らしているのですが、隣の山のスギやヒノキがたくさん植えられており、整備するために間伐しています。間伐やその木材を広める必要を感じています」と東さん。

「木のスプーンやお皿など、他の人がやっていることをやっても意味がない。どうせやるなら他の人がしていないことをしようとたどり着いたのが棍棒でした」と、現代人がほぼ手にしたことがないであろう棍棒に辿りついたのだとか。

実際に山で暮らす東さんは畑の杭を打ったり、木を切り倒したりするときなどに棍棒を活用しているそうで、会場には東さんが愛用している棍棒も展示されている。ちなみに棍棒は購入することもできるので、気になるものがあれば東さんに価格を尋ねてみて。

■ 会場内では棍棒を打つ体験ブースも!?棍棒の展示以外に楽しめるのは、なんと「棍棒の試し打ち」。会場内後方に設けられた試し打ちスペースには、大・中・小の3本の棍棒と、棍棒を打つための木が用意されている。

好きな棍棒を選んで思いっきり叩くことができるというシンプルなものだが、現代ではなかなかできないため、訪れていた多くの人が体験していた。

筆者も体験してみたところ、まっすぐ打ち込むのが思っていたよりも難しく苦戦。しかし棍棒を打っている最中には、スタッフたちからコールがかけられるので、それに合わせて打つ手に力が入り、終了後には爽快感すらあった。

ちなみにスタッフの方によると、「理由は分からないが、女性のほうが体験している人が多い」とのこと。筆者が訪れた日も、何名かの女性が体験している様子が見られた。

そのほかにも、東さんが半年以上かけて大木をくり抜いて作った「即身棍棒」では、木の中に入って棍棒になりきることができる。この体験でもスタッフたちが独自のコールで会場を盛り上げてくれた。

??10月末には棍棒を飛ばすニュースポーツもさらに棍棒を使った遊びから誕生したスポーツ「棍棒飛ばし」についての展示も。団体と個人競技の2種類があり、10月26日、27日には「心の森総合福祉公園 ふれあい交流広場」(奈良県宇陀市)にて『全日本棍棒飛ばし選手権大会』がおこなわれるそうだ。

『大棍棒展』は10月12日まで(11時~18時)で入場料1000円。場所は京阪「なにわ橋駅」の地下1階「アートスペース」。気に入った棍棒は購入可能。気に入ったものがあれば気軽にスタッフへ声かけを。

取材・文・写真/野村真帆

(Lmaga.jp)

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