関西の食卓に新定番? 神戸で「大分かぼすを愛する会」を開催、かぼす尽くしの料理で魅力発信

国内生産量の9割以上を大分県が占め、主に8月から10月頃にかけて旬を迎える柑橘類の一種「かぼす」。そんな大分かぼすを関西に広める「大分かぼすフェア」が9月18日より開催されており、そのフィナーレとして24日、神戸元町の大分居酒屋で『大分かぼすを愛する会』がおこなわれた。

緑色の果皮にまろやかな酸味と上品な香りが特徴の「かぼす」。焼き魚や鍋物、湯豆腐などに添えるほか、ジュースやドレッシングなどの加工品としても幅広く利用されるが、関西では徳島県の「すだち」のほうがより知名度が高い現状がある。

そんななか「大分かぼすフェア」として、神戸を中心とした関西の飲食店72店舗でかぼすを使ったドリンクメニューを提供。最終日の24日には大分県食材を楽しめる「とよの本舗 元町旧居留地店」で『大分かぼすを愛する会』が開催された。

大分県食材を楽しめる「とよの本舗 元町旧居留地店」でおこなわれたイベントでは、大分の郷土料理である「りゅうきゅう」をはじめ、「名物かぼすヒラメのてっさ~自家製かぼすポン酢~」「おおいた和牛の刺身~かぼす醤油~」「大分鱧のサラダ~自家製かぼす果肉ドレッシング~」「名物冠地どりのもも肉レア炙り~かぼす塩~」「佐伯直送アジフライ~自家製かぼすタルタル~」など、かぼす尽くしの料理が続々登場。参加者は卓上に置かれたかぼすを一品一品に贅沢に絞り、大分の地酒とともに堪能していた。

関西大分県人会の恒松源太さんは、「大分かぼすの魅力を、関西のみなさんにもっと知っていただきたい。大分の麦焼酎は全国一の生産量なんですが、かぼすと非常に相性が良い。ちょっと絞ると非常に美味しくいただけるのでぜひ試してほしい」とコメントしていた。

取材・文・写真/Lmaga.jp編集部

(Lmaga.jp)

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