モデル&女優・松井愛莉が語るイケメンの条件「軸がぶれない人に憧れます」
高校を舞台にしたVRゲームのなかで、倦怠期中の夫妻が出会う様子を描いたSPドラマ『3年VR組』(カンテレ)。3月26日に放送される同ドラマについて、出演者の松井愛莉が「現実から目を背けたくなった瞬間」などについて語った。
松井が演じるのは、夫・隼人(前原滉)と離婚間近の妻・内田みちる。彼女は、VRゲーム内で17歳のイケメン高校生・道明寺ハヤト(犬飼貴丈)に恋をする。ただ道明寺としてゲームをプレイしているのは、実は隼人。みちるはそれを知らずに彼と距離を縮めていく。
そんなみちるのキャラクター像について、松井は「体育会系で育っていて恋愛経験も少ないのですが、飾っていないところが魅力的。彼女は結婚するとき、隼人の一生懸命さに心が惹かれていったんです。見た目ではなく、中身を大切するタイプです」と、ふたりの馴れ初めについて説明。
ただ、中身重視のみちるがイケメンの道明寺を好きになることで、物語の展開が読めなくなっていく。松井は「でも、なにをもってイケメンとするかですよね?」と口にする。「私にとってイケている人って、見た目ではなく、芯をちゃんと持っている人。逆に自分はそこに自信がなくて、『ここがイケてる』と思える部分もないんです。だからこそ、軸がぶれない人に憧れます」という。
「倦怠期」「離婚寸前」という現実の辛さから抜け出すように、VRゲームにのめりこむ隼人。一方、みちるはどんな目的でゲームをプレイしているのか。ちなみに松井も「私も『現実から目を背けたい』と思ったことは何度もあります」と振りかえる。
「テレビ番組に出演する際、事前に内容に関するアンケートを渡されるのですが、いつも提出がギリギリになるんです。どういうことを書こうかめちゃくちゃ考えこんだり、話がまとまらなかったり。『遅くなってごめんなさい!』と思いながら書いています。締切直前になると『アンケートを書かなきゃ』という現実から目を背けたくなりますね(笑)。だからきっと、私へのアンケートは締切日が早めに設定されているんじゃないかなって」と。
隼人とみちるはVRゲームを通してどんなことに気がつくのか。松井は「特殊な世界観の物語。自分がもしそこに行ったらなにがしたいか、そういうことを考えながら楽しんでほしいです」と話した。SPドラマ『3年VR組』は3月26日・深夜1時にカンテレで放送される。
取材・写真/田辺ユウキ
(Lmaga.jp)
