ディーン・フジオカが主演を務める映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』の公開記念舞台あいさつが６月２０日、大阪市内でおこなわれ、ディーンとそのバディを演じた岩田剛典（三代目Ｊ ＳＯＵＬ ＢＲＯＴＨＥＲＳ）、そして西谷弘監督が登壇した。

フリーの犯罪捜査コンサルタント・誉獅子雄をディーンが、相棒の若宮潤一を岩田が演じる同作は、２０１９年に放送されたフジテレビ系ドラマ『シャーロック』の劇場版。劇中での２人の掛け合いシーンは基本フリーだったといい、岩田は「息の合う感じはドラマから積み上げてきたので。ボケとツッコミじゃないですけど、ある種夫婦漫才みたいな空気感でできたと思います」と、名コンビっぷりを明かした。

すると締めのあいさつを求められたディーンは、「『どっちがボケとツッコミ？』とかそんな話の流れだったのに、ここで普通にコメントして普通に終わっちゃって良いのかな？」と、持ち前のサービス精神を発揮。岩田も「最後のあいさつの掛け合いをフリーでやってみますか！」とノリノリになり、急遽漫才に挑戦することに。

「左右から入っていく？」「最後ここで並ぼうか」「じゃあ岩ちゃん（岩田）あとで！」など入念な打ち合わせをしたあと、役名にちなんで監督が命名した「獅子雄＆わかみーちゃん」と紹介され、「どもどもどもー！ おーきに！」と全力で漫才を披露。

アドリブにも関わらず、「今回の『バスカヴィル家の犬』ではワンコが出てきますけど、大阪で続編をやるとしたらどんな動物と共演したい？」（ディーン）、「大阪といえば･･･バスカヴィル家の、しゃちほこ？」（岩田）、「なんでやねん！ それ名古屋やろ！」（ディーン）など、息ぴったりの掛け合いでファンを楽しませた。映画は全国東宝系にて公開中。

(Lmaga.jp)