田んぼのど真ん中で、淡路島に窯焼きピザ専門店

兵庫県淡路島に、薪で焼く窯焼きピザ屋「淡路島ピザ 石原商店」の移動販売が地元住民の間で話題に。東浦エリアの田んぼのど真ん中をはじめ、「淡路島牧場」などに登場している。

「淡路島は食材の宝庫。まだまだ知られていない食材や老舗の造り手さんがいらっしゃいます。そのおいしさをシンプルに味わえるピザというカタチで届けることで、もっとたくさんの人に知ってもらえたらと思って・・・」とオーナーの石原諭さんが、トラックを改装し10月15日にオープン。

兵庫県小野市出身の石原さんは、東京の大手テレビ局を経て、大阪の大手広告プロダクションでコピーライターとして勤務した後、もっとゆっくり子育てをしたいと淡路島に移住。前職でピザ職人としての面白さと深さに惹かれ、粉の配合や発酵を含む生地作りから手がけるほど没頭して、今回のお店を実現した。

淡路島の食材の魅力を伝えるピザを目指し、野菜は「淡路島ファーム太陽と海」「じゅんちゃんファーム」「ちょうけいじ農園」など地元の農園から。淡路島牛乳の濃厚なチーズ「カチョカヴァロ」や、老舗「仲野水産」が白砂糖や添加物を使わず作るちりめん山椒、「保持味噌醸造所」の味噌、「秦組本店」のセンザン醤油などをセレクトしてトッピング。

オープンして約2カ月、一番人気は、無農薬野菜を栽培する「淡路島ファーム太陽と海」の採れたて野菜をたっぷり使用する「畑のピザ」(27cm・1600円)。淡路島内の飲食店とコラボしたメニュー展開をおこなったり、毎日来てくれるお客さまが飽きないように」と日々メニューを刷新している。

商品はテイクアウトもでき、今後は生地から準備するピザ作りなど、ワークショップなども構想。ホームパーティーへの出張やイベントの出店も随時受付中とのこと。

販売場所は日程により変更し、岩屋の「淡路島タコステ」や淡路市志筑の「スーパープラント淡路店」などにも出店し、詳細はInstagramで告知。営業時間中に売り切れる日もあり、事前の予約がおすすめ。

取材・文・写真/時友真理子

(Lmaga.jp)

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