NHK新人お笑い大賞の決勝「キングオブコントみたい」

毎年、大阪と東京で交互に決勝戦がおこなわれる若手芸人の登竜門『NHK新人お笑い大賞』。今年の決勝の舞台「NHK大阪ホール」(大阪市中央区)に進んだ8組が、9月30日におこなわれた『ネタ順抽選会』で意気込みを語った。

Aブロックの1組目、トップバッターを飾るのは今回唯一の女性かつピン芸人の堀川絵美。令和喜多みな実・野村が主宰する劇団コケコッコーの一員で、演技にかける思いも熱く、「どうしてもNHKの朝ドラに出たいので、この賞をきっかけにしたい」と意気込んだ。

そして、「アクセントだけは負けない」という元アナウンサーの経歴を持つ西村真二ときょんのラフレクラン、今年で3度目の決勝進出となるインディアンス(田渕章裕、木村亮介)、今大会のダークホースと目される隣人(中村遊直、橋本市民球場)の順に決定した。

Bブロックは、ジュリエッタ(井尻貫太郎、藤本聖)からネタ披露。同じブロックの顔ぶれに藤本は、「強敵ぞろいで、『キングオブコント』の決勝に出られたみたいでうれしい」と笑顔を見せた。

続いて、『キングオブコント2109』決勝にも登場したかが屋(加賀翔、賀屋壮也)、ほのぼのとした雰囲気をまといつつ静かに闘志を燃やすたくろう(赤木裕、きむらバンド)の順番。

最後は、『キングオブコント』の決勝に2017年、2019年と出場した実力派で、「コントを通して社会貢献したい。愛とやさしさをもって挑みたい」と謎のコメントを残したゾフィー(上田航平、サイトウナオキ)に決定した。

各ブロックで1位通過した組が最終決戦に挑み、チャンピオンが決定。決勝戦は10月20日におこなわれ、その模様は27日・夕方4時からNHK総合で放送される。

取材・文・写真/岩本

(Lmaga.jp)

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