「東映」復活をかけた映画「孤狼の血」 シリーズ化へ

かつて『仁義なき戦い』シリーズで日本中を熱狂させた「東映映画」の復活をかけた映画『孤狼の血』(5月12日公開・白石和彌監督)。その続編が発表された。

原作は、昭和63年の広島を舞台に警察の闇と暴力団の抗争を描いた、「仁義なき戦い×警察小説」と賞された柚月裕子の人気小説。主人公の刑事・大上を演じた役所広司を筆頭に、松坂桃李、真木よう子、中村獅童、竹野内豊、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介ら演技派俳優がずらりと顔を揃え、すでに本年度ナンバー1の呼び声も高い。

同映画を製作した「東映」の多田憲之社長は、「『孤狼の血』は東映らしい作品となりました。このジャンルの映画を続けていかなくてはならないと思い、続編の決定をいたします」とコメント。続編を熱望することがやまないことから、公開2週目にしてシリーズ化を決定。さっそく撮影スタッフ・キャストの調整に入ったことを明らかにした。

また、かつての自身が主演した『シャブ極道』(1996年)を彷彿とさせるヤクザまがいの刑事を演じた役所も、「今後、いろんな監督、脚本家、俳優たちがこのジャンルの映画で魅力が発揮される時代が来ると、日本映画に活気が出るのではないでしょうか」と期待を寄せた。

(Lmaga.jp)

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