デビュー40周年の八神純子「今は仕事ひとつひとつが愛おしく、楽しい」

『みずいろの雨』(1978年)『パープルタウン』(1980年)など、今なお色褪せない名曲で知られるシンガーソングライター・八神純子が22日、FM OH!の番組『LOVE FLAP』(月~木曜・11時半)に出演。今の心境などについて語った。

今年、デビュー40周年を迎える八神だが、「そのうちの20年はお休みしてますので(笑)。活動を再開したのが7年くらい前なんですけど、そこで再デビューというか。そのくらいの気持ちで仕事してます。若い頃はいつもお膳立てしてもらっていたんですが、今はその逆で」とコメント。

そして、「どれだけのスタッフが動いて、私はこのステージに立っていられるんだろう、と。それをちゃんと分かって歌っている今は(気持ちが)全然違いますね。昔は人に頼んでいたことが多かったけど、今は自分でいろいろプロデュースしているので、仕事ひとつひとつが愛おしいし、楽しいし。理解してる分、情熱もかけられる、そんな自分に変わってきている」と、現在の充実ぶりを語った。

また、この日のラジオ出演では、スタジオで『みずいろの雨』も弾き語りで披露した八神。変わらぬ美声にDJ谷口キヨコは驚き、その声をキープする方法について尋ねると「私はとにかく歌って、歌って、歌って、声を出す。声を甘やかさない。ちょっと負荷をかけ気味の生活を送る。声が枯れるところまで、ある程度トレーニングしていかないと、声は強くならない。(枯れたら)よく寝る、それもすごく大事なことです」と、その秘けつを明らかにした。

6月28~30日には、後藤次利、村上“ポンタ”秀一、佐藤準、北島健二といった、80年代の音楽シーンを築いた面々とともに、「ビルボードライブ大阪」(大阪市北区)でのライブも予定されている。「今年は5回目ということで、後藤さんと半年前から選曲して、とにかく『楽しかったね!』と言われるライブにしようと、ゴッキゲンなアレンジになってます。みなさんがご存じの曲がいっぱい出てきます」。チケットは残りごくわずか(詳細は会場公式サイトにて)。

(Lmaga.jp)

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