片岡鶴太郎25年ぶりの舞台「ヨガの鍛錬で準備できてる」

俳優・片岡鶴太郎が、『笑う巨塔』で25年ぶりの舞台に出演。本作は、鶴太郎と気心知れた俳優・脚本家・演出家の宅間孝行が手掛け、3月から4月にかけて、東京・愛知・兵庫ほかで上演される。

24年前から絵を描き始め、画家としても活躍する鶴太郎。「今までは絵に情熱と労力と時間を費やしてきました。絵に没頭すると、人とも会わないし話さない。バラエティ番組に出てどうボケていいのか分からないときもあった」と打ち明ける。しかし、最近は余裕ができ、「何か新しいことをやってみたい」と舞台出演を決めたという。

本作は、病院を舞台に、鶴太郎演じるとび職の親方の一家と、政治家を取り巻く集団の話が同時進行するコメディ。「宅間さんのお笑い作品は、アドリブやコントがふんだんにあり、ガチガチに固めているわけではない。どうアドリブをするか、役者が隠し持って互いに本番でぶつけ合う。『オレたちひょうきん族』に近いかもしれませんね」。

プロボクシングのライセンスを持ち、最近はヨガマスターとしての生活ぶりが話題になるなど、多才な鶴太郎。「役者やお笑いの仕事と対極と思われるかもしれませんが、僕のなかでは全部リンクしている。立体的に表現し、肉体や精神で色付けしていく。みんなの心にどう映していくかなんです」。

そのため、久しぶりの舞台も不安はないと言い切る。「ヨガの鍛練で準備はできている。呼吸しながら発声しているので、スタミナもあります。脱いだら細マッチョですよ(笑)。かなり切れのある動きができると思います」。兵庫公演は、4月17日から22日まで「兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール」にて。

取材・文/米満ゆうこ

(Lmaga.jp)

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