くまのパディントン60周年、京都駅からはじまる

世界中で愛される子ぐまを主人公に描いた児童小説『パディントン』シリーズの誕生60周年を記念した巡回展が、2月8日から「美術館「えき」KYOTO」(京都市下京区)ではじまる。今年2017年に逝去した原作者のマイケル・ボンドを偲ぶ内容となっている。

イギリスのパディントン駅で物語が始まったことから、京都駅にある同美術館からはじまる今回の巡回展。パディントンの世界観を感じられるイギリスの生活文化やロンドンの名所紹介、仕事道具や、手紙など貴重な私物、児童書の挿絵で有名なペギー・フォートナムの原画や複製画を展示。

また、絵本や商品デザインを手掛けたアイバー・ウッドら、数々のイラストレーターが手掛けたいろんなパディントンの姿を原画や書籍、関連アイテムで楽しむことができる。2016年12月に撮影された、パディントンに込めた思いを作者が語る映像を見ることができるのも実に貴重だ。オリジナル図録には、日本未翻訳の最新刊(2017年12月時点)「Love from Paddington」が収録されているのも見逃せない。期間は3月4日まで、料金は前売600円。

(Lmaga.jp)

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