66年生アーティスト 豪華すぎる競演

1966年丙午(ひのえうま)生まれのアーティスト、26組によるライブイベント『ROOTS66-Naughty50-(ルーツ66)』が、4月3日、大阪城ホール(大阪市中央区)で開催された。

出演者のみならず、プロデューサーをはじめ、メインのスタッフも丙午というこのイベント。仙台、東京と開催され、この大阪公演がラストということで、4時間弱の大サービス。

しょっぱなからいきなりハイライトで、宮田和弥(JUN SKY WALKER(S))から始まり、大槻ケンヂ(筋肉少女帯)、増子直純(怒髪天)、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、斉藤和義・・・、ラストはトータス松本(ウルフルズ)と、13人のボーカリストによるメドレー。しかも次の出演者の曲を歌い、紹介していくという趣向。ステージに出る順番が生まれた順だ、というのも笑える。

それぞれが代表曲を披露し、この日以外ありえない組み合わせによるカバー曲の演奏など、たたみかけるようなステージは、驚きが満載。MCトークも笑いの連続で、話は面白いがステージを仕切れない増子、浮いているようで意外と仕切る大槻、天然ぶりをかます田島らのリラックスしたやりとりが、ファンにはたまらなかっただろう。

圧巻は、大阪公演のみ登場のエレファントカシマシ。バンド4人で登場後、代表曲を披露、そして斉藤和義が加わり、宮本浩次と共に、お互いの楽曲カバーをメドレーで歌うというコラボ。楽曲自体もすばらしく練られていて、テンションマックスの宮本と、真逆の斉藤のやりとりも大いに観客を沸かせた。

世良公則&ツイストの『銃爪』や山口百恵の『ロックンロール・ウィドウ』、沢田研二の『勝手にしやがれ』など、丙午世代が甘酸っぱい気持ちになる歌謡曲も多く演奏され、アンコールを含め全28曲。

豪華な顔ぶれのアーティストと、フェスとも異なる新しいステージ演出は、アーティストの個性を知りつくしたFM局ならでは。10年後にまた開催が予定されているとのことだが、もっと早く! との声は会場からだけでなく、ステージ上の出演者からも上がっていた。4月17日にFM COCOLOで大阪公演の一部をオンエアする。

(Lmaga.jp)

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