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「ISPS HANDA・ヤーマン&ストゥービオーナーズ杯」開催!

 スタート前に談笑する(左から)レクシー・トンプソン、チョン・インジ、半田会長
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 一般社団法人 国際スポーツ振興協会(ISPS)主催、株式会社ミスズ共催のゴルフ「第2回ISPS HANDA・ヤーマン&ストゥービ オーナーズカップ」が6、7日に埼玉・越生ゴルフクラブで行われた。今回はISPS契約プロの女子世界ランキング4位(7日現在)レクシー・トンプソン(22)=米国、同6位チョン・インジ(23)=韓国、同8位リディア・コ(20)=ニュージーランド、同26位チャーリー・ハル(21)=英国=ら世界的プレーヤーが出場。1日完結の2日間競技、男女プロ、アマ混成のユニークな大会を華やかに彩った。プロの部1日目は井戸木鴻樹(56)と幡地隆寛(24)が優勝を分け合い、同2日目は甲斐慎太郎(36)が優勝した。

 今大会の別名は「秋祭り!ISPS HANDA ヤーマン&ストゥービ爆発カップ」。その名の通り、明るさがはじける楽しい雰囲気の中で行われた。セレブ芸能人の叶美香、17年ミス・ユニバース日本代表の阿部桃子ら美女が出場して大会に花を添えただけでなく、開会式、表彰式ではサンバチームとともに、株式会社ミスズ社長でヤーマン&ストゥービのオーナー社長でもある半田晴久ISPS会長(66)が軽快で情熱的なダンスを披露。釣り堀、射的などの縁日コーナーもお祭りムードを盛り上げた。

 半田会長は「世間にあるようなプロアマにしたくなかった。楽しく盛り上がるものにしたかった」という。形式は男子シニア、男子レギュラー、女子プロがともに戦う「ISPS HANDA ミックスロングランコンペ」を発展させたもの。その趣旨を「有名な人も無名な人も、男性も女性も、男子シニアも女子シニアも関係ない。ゴルフの下で一緒に楽しむのがゴルフの良さ。ハンディキャップがあれば、うまい人も下手な人も同じように楽しめる。我々は盲人ゴルフ、障害者ゴルフをずっとやっているので、ハンディキャップで目が見えない、手足が不自由な人でもゴルフが楽しめる。ゴルフの一番すばらしいところをアピールする。それが本当だと思ってやっています」と説明する。

 そして、女子の世界的プレーヤーが大会を華やかに彩った。以前からISPSと契約しているリディア・コ、チャーリー・ハルだけでなく、今大会の直前にはレクシー・トンプソンとチョン・インジもISPSと契約し、急きょ出場が決定。豪華メンバーがそろうことになり、半田会長は「世界のゴルフのアイコンが来るのに1000万円じゃ申し訳ない」と、賞金総額も急きょ2日間合計1000万円から3000万円へ3倍に増額した。

 183センチの長身でモデル並みのスタイルの持ち主であるトンプソンは1日目に尾崎将司と同じチームに入り、尾崎が「オレがいい球を打たないと負ける。それぐらいのパワー」と言うほどの豪快なショットを披露。本人は「日本のギャラリーは礼儀正しくて敬意を払ってくれます。とても静かで、カメラの音もない。マナーを守ってくれて、すばらしいです」と、日本でのプレーに感激していた。

 半田会長は「姿形がいいだけでなく、ショットがキレイだけでなく、実績や知名度だけでなく、ハートも、特にファンサービスがどこまでも丁寧。これが一流のゴルファー。ギャラリーに対する対応が全然違う」と、美と実力と人間性を兼ね備えた世界的プレーヤーたちを絶賛した。表彰式後には、歌手でもある半田会長が「乾杯」「ダニーボーイ」などを熱唱。明るく楽しく華やかな大会を締めくくった。

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