早実・小宮山“ジュニア”聖地初見参

 第85回選抜高校野球大会の出場校による甲子園練習が行われ、2日目の18日は13校が登場。雨天のため、5校は室内練習場で調整した。元ロッテの小宮山悟氏(47)を父に持つ早実(東京)の右腕・小宮山将投手(3年)は、出場への意気込みを新たにした。

 聖地の空気に触れて、小宮山が気を引き締めた。「思っていたより広く感じた。外野は風が吹いていて難しそう」。雨でグラウンドには立てなかったが、イメージを頭に焼き付けた。

 レギュラーではなく、ベンチ入り18人に何とか滑り込んだ。本職は投手だが、昨秋から外野にも挑戦。和泉監督は「いろんな選手と比べた中で、彼なりの力は出せた」と話す。小宮山も「出るなら外野の方が高いと思う。肩は自信があるので、ホームでランナーを刺せたら」と貢献を誓った。

 悟さんにはベンチ入りが決まった2月中旬に電話し「頑張れよ」と激励された。中学までは、キャッチボールなどでフォームも細かく教わっていた。「父の名前が先行していて、自分は自分という気持ちはある」と話す一方、目標は「何か1つでも父を超えること」。悟さんは甲子園出場歴はない。まずは聖地でのプレーを全力で目指す。

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