【オークス馬体診断】ブラックスビーチ

 「オークス・G1」(5月21日、東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ブラックスビーチ=評価B】

 スイートピーSからの参戦でオークス馬になったのは、カワカミプリンセスのみ。とりわけ関西馬は中2週での再遠征になるため、馬体や気配の維持ができるかがポイントとなる。

 当馬は年明けの1月の時点で未勝利を勝てなかったため、そこで無理をせず休ませたことで活力が戻った経緯がある。4月に復帰し中3週→中2週での競馬になるが、馬体の張りツヤは落ちていない。

 馬体のバランスは前駆体系に見えるものの、角居厩舎はトモを膨らますよりは凝縮させる調整法。速い時計を出した1週前追い切り後の撮影だが、多少なりとも上昇曲線を描けているのは強調材料だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで5F66秒5-37秒8-11秒9(馬なり)。レース後10日の段階で意欲的な調整を施してきた。脚さばきにも勢いがあり、本番に向けて目いっぱい仕上げてきている印象。

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