【ボート】永井彪也、戦略で勝つ!昨年のリベンジ誓った「気合が入ってますよ」

 「関東地区選手権・G1」(15日開幕、平和島)

 ボートレース平和島で「G1・第64回関東地区選手権」が、15日から6日間の日程で開催される。群馬、埼玉、東京の各支部からA1レーサーたちが集結し、関東チャンプの座をかけて戦いを繰り広げる。シリーズの行方を占うドリーム戦は初日12R「トーキョー・ベイ・ドリーム」、2日目12R「ピースター・ドリーム」の2本立て。初日は東京支部のエース・浜野谷憲吾、2日目は昨年SG2冠の毒島誠が1号艇で登場する。また、関東3支部の次代を担う関浩哉、佐藤翼、永井彪也ら若手レーサーの活躍にも期待がかかる。

 永井にとっては昨年に続いて2回目の関東地区選となる。「気合が入ってますよ」と闘志をむき出しにして挑む構えだ。

 江戸川で開催された前回は、不本意な成績で終わった。9走して5着が4回、6着が2回、勝ち星なし。関東地区の並み居るA1レーサーたちの壁にはね返された。それだけに「表面的なものだけでなく、すでに準備は始めている。データもチェックしているし、いろいろとレース戦略のイメージもしている」と平和島でリベンジするために牙を研いでいる。

 昨年11月以降の今期は優出4回。取りこぼしも多いと実感しているだけに「近況は悪くないと思っているけど、成績にムラがあるので、そこは修正したい」と課題を口にする。直前の多摩川ルーキーシリーズでは、ターン回りを中心に仕上げて優出2着。順調なステップを踏んで、地区選を迎えることになった。準備は万全。地元ファンの声援を受けて、今年は結果を出す。

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