脱線事故で亡くなった高校生ジム生への思い…大橋秀行会長、写真と“ラブレター”文面も公開

 4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥が所属する「大橋ボクシングジム」の大橋秀行会長が8日、自身のインスタグラムに長文を掲載し、26年前に事故で亡くなった少年への思いをつづった。

 「この投稿がきっかけで映画になりました」と題してつづったのは大橋ジムの練習生だった富久信介さんの思い出だった。当時17歳だった富久さんは2000年3月8日の日比谷線脱線事故で亡くなっていた。

 大橋会長は4月17日から公開される映画「人はなぜラブレターを書くのか」について言及。同作は、毎朝電車で一緒になる富久さんにひそかに思いを寄せていた女性から、事故後に大橋ジムに届いた手紙をきっかけに起こった“奇跡”を描いたものだ。

 大橋会長は「コロナで悲しいニュースばかりの中とっても感動したお話しなので公表させて頂きます」とコメントし、女性から届いた手紙の内容を紹介した。「富久信介も真面目で勉強 ボクシングだけで女性には興味ない感じでしたが20年たってもこんな想ってくれる人がいたなんて凄いな 尊敬するよ この想いが天国まで届きますように」としんみりと思いを明かした。

 大橋会長が掲載した女性からの手紙の内容は以下の通り。

  ◇  ◇

中目黒を通る時は必ず、あの日からいつも必ず、思い出し、ありがとうって心の中で言い続けてきました。

探しても探しても、電車に乗る時間を少しずらしたり車両を変えたりしてみても、やっぱり会えなかった富久くん。朝の電車で何度泣いたことか。

最初はもちろん、しばらく電車が怖く、慰霊碑が立ってもしばらくは直視できず、目を閉じて現場を通過してました。

事故のあと、ジム宛だったと思いますが、お手紙書いたんですけど、宛先不明で返ってきちゃったんです。なんでだったのかしら。

ご両親の悲しみ、ジムの皆様やお友達の悲しみが癒えることは無いと思います。

私だって、いまだにずっと、悲しいです。

ご両親のご存知よりも、ずっとずっとずっとずっとずっと多くの人が、富久くんを大好きだったと、私は確信してます。

私みたいなのまでいるくらいなんですから。

やっと、やっと、彼の素敵な姿を伝えられて、ご両親に聞いていただけたこと、嬉しくてほんとに嬉しくて。

ありがとうございます。

感謝が言えてない後悔から私は救っていただきましたが、気持ちは変わらず、感謝しつづけます。

事故のあと、たくさんの人に、彼の話をしてきました。

これからも、伝えていきます。

お父様お母様にまた、お手数ですが、お伝えいただけると嬉しいです。

私こそ支離滅裂の長文、大変失礼しました。

大橋さま、繋いでくださり、心より、ありがとうございました。

  ◇  ◇

(よろず~ニュース編集部)

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