大椿裕子氏が社民党副党首を辞任 福島瑞穂氏と微妙な距離感も 離党はせず、沖縄2区についての発言の責任取る
2月の衆院選に比例代表の東京ブロックから出馬したが落選した社民党の前参院議員・大椿裕子氏が27日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、同党の副党首を辞任することを発表した。
【ご報告】と題してコメントを掲載。「1月27日衆院選第一声における沖縄2区に関する私の発言について、社民党全国連合常任幹事会から謝罪と撤回を求められました。ご指摘は真摯に受け止めお詫びするとともに、責任をとって、副党首を辞することを決意し、本日2026年2月27日、辞任届を提出しました。」と報告した。「この間、副党首として活躍の場を与えて頂き、様々な経験をさせて頂いたことに、心から感謝申し上げます。」と思いを伝えた。
また、フォロワーから「離党」というツッコミが入ったが「離党はしてませんよ。残念!」と念押しした。
沖縄2区は、辺野古移設問題や普天間基地問題を抱える選挙区。衆院選の前は、当時社民党唯一の衆院議員だった新垣邦男氏が議席を持っていた。しかし、新垣氏は「見解の相違がある」などとして離党し、衆院選では中道改革連合から立候補したが落選していた。自民党の宮崎政久氏に議席を奪われる形となっていた。
沖縄2区で社民党が瑞慶覧長敏(ずけらん・ちょうびん)氏を公認候補として擁立したことについて、大椿氏は1月26日に自身のXで「私は擁立・公認に反対を表明しましたが、賛成多数により反映されませんでした。社民党に対するご批判の言葉としっかり向き合います。」とコメント。明確に党の方針に反対を示していた。
新垣氏と瑞慶覧氏の得票数を足せば、宮崎氏を上回る計算。社民、中道の“分裂”がきっかけで自民に議席を渡した形となった。
大椿氏は衆院選の期間中の1月31日に東京・品川駅で行われた社民党の演説会「みんなで声を上げよう!/スピーチとパフォーマンスで東京から政治を変える!!」に出席。演説会には福島瑞穂党首も出席したが、大椿氏の演説中には後方に下がるなど、微妙な距離感が見られる場面もあった。
(よろず~ニュース編集部)
