「しかし、ほんとひでーな」橋下徹氏 衆院の「中選挙区制」議論に「厳しさから逃げたい政治家が望むもの」
元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏(56)が6日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党と日本維新の会が提出した衆院議員定数削減法案と併せた衆院選挙制度改革に関する議論で、与野党から中選挙区制に移行する案が出ていることに「しかし、ほんとひでーな。」と思いをつづった。
橋下氏は、衆院の定数削減と“抱き合わせ”で中選挙区制の復活が検討されていることに「議員数削減と中選挙区制をどさくさ紛れにワンセットにするとは。中選挙区制は国会議員にとって緊張感の欠ける超楽ちんな選挙制度」と指摘した。
さらに「2着、3着、定数次第では4着、5着でも当選することになる。一選挙区5人当選なんていう中選挙区制になれば、国会は緊張感の欠ける馴れ合い地方議会化する」と警鐘を鳴らしていた。
別のポストでも「中選挙区制は、小選挙区制の厳しさから逃げたい政治家が望むもの。2着、3着、場合によっては4着、5着でも当選する超甘々選挙制。」と批判。立憲民主党の野田佳彦代表(68)が、中選挙区制の導入に慎重姿勢を示したとの記事を引用し「野田さん頑張って!」とエールを送っていた。
(よろず~ニュース編集部)
