宮迫博之の焼肉店「牛宮城」が通販事業開始 加藤紗里さんの“乱入”には怒り

 お笑い芸人・宮迫博之が経営する東京・渋谷の焼肉店「牛宮城」のEC事業開始会見が8日、都内で行われ、宮迫と、同店宣伝担当でYouTuberのヒカルが出席。元タレントの加藤紗里さんがインフルエンサーとしてサプライズ登場し、自身の恋愛事情を一方的に告白して退席する場面があった。

 今年3月にオープンした同店が、同日から通販事業をスタートさせた。3万9000人のインフルエンサーが登録するトリドリマーケティングとタッグを組み、インフルエンサーが継続的にSNSを通じてPRを行い、宣伝広告費の抑制を狙う新経営モデル「飲食店2.0プロジェクト」を展開する。宮迫は「コロナ禍が続いており、飲食店はいかに大変か話を聞いている。その突破口として通販に力を入れたい」と話した。

 会場にはインフルエンサー30人が招待され、壇上の宮迫らに「すごくおいしい」などと商品の感想をアピールした。太田牛トロユッケ丼(5280円)が登場した際、手を挙げた女性は「加藤紗里で~す」とあいさつ。「おっぱいしか芸がないので、グルメレポができないですけれど、好きな人から『会いたい』と連絡が来たので帰ります。宮迫さんがキューピットかもしれない」と話し、宮迫から「食べた感想を聞いとんねん」と返されるも、「食べてないけど多分おいしいと思います。好きな人から『会いたい』と来たの。帰りま~す」と続けて、笑顔で退席した。

 宮迫は「なんやキミは。誰や呼んだのは」とあきれ果て、次の女性が「お肉が柔らかくてタレとの相性が抜群でした」と、まっとうな感想を述べたことに対して「素晴らしいコメントでした」と感心していた。

 通販にはハチミツ梅の山芋キムチ(3080円)、すだち冷麺(3980円)、ヒカルチョコレート(2800円)、おせちセット(2万5000円)を発売。店舗での新メニューとして、ヒカルが監修したシャトーブリアン「水の舞」もお披露目された。

 店舗は現在も予約募集がすぐに埋まる盛況が続いているという。YouTubeなどSNSで注目を集めた3月のオープン劇。宮迫は「とんでもない額の宣伝効果あった。それで有名になれた。有名であるが故に、ささいなミスでも拡散されるので、スタッフの間で気は使っていますが、デメリットというものはなかったですね」と語った。現在も可能な限り店舗に姿を見せるよう心がけている。

(よろず~ニュース編集部)

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