「竜とそばかすの姫」細田守監督 14分間のスタンディングオベーションに感激

 アニメ映画「竜とそばかすの姫」初日舞台あいさつが16日、都内で行われ、細田守監督(54)がフランス・カンヌから生中継でリモート参加した。

 南仏で開催中の「第74回カンヌ国際映画祭」に参加している細田監督に、俳優・成田凌(28)が、同作が同日未明に新設部門「カンヌ・プルミエール」で公式上映後、14分間のスタンディングオベーションで絶賛されたことに触れ、「14分間拍手されていた時、何していたんですか?朝ドラ1話分ですよ」と質問。会場を笑わせた。

 細田監督は、「周りの方と握手していました。最初は海外配給の人とかプロデューサーの斉藤さんなど、関係者の方中心でした。でもだんだんお客さんとも握手させてもらいながら、皆さんの拍手を受け止める時間でした」と回答。「こんなに長い拍手は初めてで、皆さんの手が痛くなるんじゃないかと思ってヒヤヒヤするくらいでした。10分以上拍手するなんて相当な体力なので、ちょっと申し訳ないなと思いながら、すごくうれしかったです」と感慨深げに話した。

 同作は、ネット上の仮想世界で歌姫の分身を持つ女子高生・すずが、忌み嫌われる謎の存在「竜」の正体を探すため奮闘する作品。細田監督は「映画見終わった後、歌を口ずさみながら会場を出る人がすごく多くかった。日本語とかフランス語とか英語とか関係ないなって感じですよね。それを目の当たりにして、ベルというキャラクターは世界の中心で歌ってたんだなってことを改めて実感しています」と手応えを口にした。

(よろず~ニュース・松田 和城)

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