野杁正明 武尊のONE大会2週間前の骨折を証言「(武尊に)怒られることもあるかもしれないですけど…」
ONEフェザー級キックボクシング暫定王座を23日の大会で獲得した野杁正明が25日、タワンチャイとの試合を終えての感想をあらためて語った。
同じジムで、ともにONE王者になることを誓った武尊は、ロッタンに1RでのKO負けを喫した。この結果を受け、野杁は武尊が大会2週間前に胸骨・肋骨の2カ所を骨折していたことを告白した。
けがを公表することに「後から(武尊に)怒られることもあるかもしれないですけど…」と、逡巡もあったというが、誰かが言わないと公に伝わらないという思いから、武尊に伝えずに報道陣に明かしたと説明した。呼吸もままならない時期があり、ジムで体を動かしてもすぐにうずくまるような状態であったと振り返った。
関係者によると、負傷の時点で全治7週間だったため、大会には本来ならばドクターストップがかかる状態だったという。