大仁田厚【全日本】福田社長に要求!レフェリーかセコンドとして出てこい 3・30アジアタッグ開催条件
「プロレス・全日本」(30日、大田区総合体育館)
アジアタッグ選手権の記者会見が21日、行われ、王者組のうち大仁田厚と、挑戦者組の佐藤光留、田村男児が出席した。
冒頭から田村が挑戦を受けてくれたことについて感謝すると、大仁田が「受けるなんて言ってねえよ」と、決定事項のアジアタッグ選手権試合に難癖をつけ始める。
いつもの大仁田のペースに引き込む中、代名詞の電流爆破デスマッチについては、挑戦者側の佐藤が自ら望んだため、すんなりと導入が決まった。
さらに、大仁田は福田剛紀社長に対して矛先を向ける。
「レフェリーもしくはセコンドとして、出てきてもらいたい。それが条件です。出てこなければ、アジアタッグはないし、試合会場にも行きません」
一方的に会見を打ち切ろうとする大仁田の隣で、佐藤もマイクを持った。
「誰が全日本プロレスを守るんですか。選手は一生懸命守ってるんですよ。全日本出身の大仁田厚も、全日本プロレスの田村男児も、必死こいてリング守ってるでしょう。このぐらいの要求。福田社長のんでくださいよ。出てくださいよ。俺たちにアジアタッグやらせてくださいよ」
社長への思いを吐き出すと、「出てこないんだったら俺もこんな試合、やんねえよ」と吐き捨てた。
佐藤の剣幕にやや押されていた大仁田だったが、「福田社長が近日中に、明日でも明後日でも返事くれ。それ以外、(試合を)やる必要がない」、「福田社長が出てこない限り、アジアタッグもこの試合もない」と言い残して会見場を去った。挑戦者組も、すぐに立ち去り、質疑応答もないまま会見は終了した。