霜降り、EXITらブレイク中!「お笑い第七世代」ってなんだ?

霜降り明星、EXITら、今やテレビで見ない日はない「お笑い第七世代」。その中には誰がいるの?前から出てたあの芸人は第○世代になるの?をまとめてみた。

公開日:2019.9.23

 1979年から1982年頃まで続いた、テレビの演芸番組を中心としたブーム。寄席演芸の色物(傍流)であった漫才がテレビのメインコンテンツに躍り出た。特にパワー溢れた当時の若手上方漫才師達は一躍時代の寵児となり、笑いが流行の最先端となった。
 代表的な番組:フジ「THEMANZAI」「笑ってる場合ですよ!」日テレ「お笑いスター誕生!!」テレ朝「ザ・テレビ演芸」関西テレビ「花王名人劇場」
 代表的なタレント:横山やすし・西川きよし、B&B、ザ・ぼんち、ツービート、のりお・よしお、紳助竜介、オール阪神・巨人、星セント・ルイス、おぼん・こぼん、春風亭小朝、桂枝雀、桂文珍、笑福亭鶴瓶、明石家さんま、コント赤信号、関根勤・小堺一機、山田邦子、マギー司郎、ナポレオンズ、タモリ、片岡鶴太郎、コロッケ

【第三世代】80年代後半から90年代へ とんねるず、ダウンタウン、ウンナンら

(上から)とんねるず(石橋貴明、木梨憲武)、ダウンタウン(松本人志、浜田雅功)、ウッチャンナンチャン(内村光良、南原清隆)

 1980年後期から1990年初頭に、テレビの深夜番組を発端としたブーム。1期生ダウンタウンらを輩出した吉本のNSCが開校し、漫才ブーム期に放送された「お笑いスター誕生!!」などのオーディション番組で活躍した、とんねるずらが頭角を現す。当時急増した深夜放送に、育成所やライブ出身者が出演することも多くなった。
 代表的な番組:フジ「オールナイトフジ」「夢で逢えたら」「―みなさんのおかげです」「―やるならやらねば!」「―ごっつええ感じ」、日テレ「―ガキの使いやあらへんで!」「―生でダラダラいかせて!!」「―ウリナリ!」毎日放送「4時ですよーだ」、関西テレビ「ねるとん紅鯨団」
 代表的なタレント:とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、B21スペシャル、野沢直子、ダチョウ倶楽部、バカルディ(現:さまぁ〜ず)、出川哲朗、今田耕司、東野幸治、130R、ジミー大西、森脇健児、浅草キッド、伊集院光、清水ミチコ、松村邦洋

【第四世代】ボキャブラブームと天然素材 90年代中期のナイナイ、爆問、くりぃむら

(上から)ナインティナイン(矢部浩之、岡村隆史)、爆笑問題(田中裕二、太田光)、くりぃむしちゅー(上田晋也、有田哲平)

 1990年代に入り、第三世代のバラエティ番組人気の中心だったフジテレビに倣う形で多種多様なバラエティ番組が多く制作され、お笑いブームの中心となる「テレビっ子の時代」とも言うべきムーブメントが巻き起こった。吉本興業が東京・銀座に進出し、「銀座7丁目劇場」を開場。吉本印天然素材の東上が売りだった。
 代表的な番組:フジ「タモリのボキャブラ天国」、フジ「とぶくすり」(のちの「めちゃ2モテたいッ!」→「めちゃ2イケてるッ!」)。
 代表的な芸人:爆笑問題、ナインティナイン、キャイ〜ン、よゐこ、フォークダンスDE成子坂、雨上がり決死隊、極楽とんぼ、FUJIWARA、山田花子、ネプチューン、くりぃむしちゅー、ココリコ、TIM、ロンドンブーツ1号2号、DonDokoDon、ガレッジセール、ふかわりょう、猿岩石など

【第五世代】オンバト、エンタ、M―1などネタ番組台頭の00年代 チュート、フット、バナナら

(上から)チュートリアル(徳井義実、福田充徳)、フットボールアワー(岩尾望、後藤輝基)、バナナマン(設楽統、日村勇紀)

 ボキャブラブーム後の冬の時代に、若手芸人を発掘しようと「ネタ見せ番組」が増え、漫才やコントだけでなくショートコントや一発芸、キャラネタ、リズムネタなどが数多く生み出された。
 代表的な番組:NHK「爆笑オンエアバトル」、日テレ「エンタの神様」、フジ「爆笑レッドカーペット」、朝日放送「笑いの金メダル」「M―1グランプリ」関西テレビ「R―1ぐらんぷり」TBS「キングオブコント」
 代表的な芸人:バナナマン、おぎやはぎ、東京03、中川家、キングコング、オリエンタルラジオ、チュートリアル、ブラックマヨネーズ、フットボールアワー、ますだおかだ、南海キャンディーズ、アンガールズ、柳原可奈子、鳥居みゆき、渡辺直美、陣内智則、はなわ、友近、小島よしお、ダンディ坂野、ヒロシ、にしおかすみこ、レイザーラモンHG

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