嵐が活動休止発表!5人の思い、デビューからこれまでの“節目イヤー”で振り返る

人気アイドルグループ・嵐が20年いっぱいでの活動休止を発表しました。今年20周年を迎える彼らは、これまでどんな思いで駆け抜けてきたのか。デビュー、5年、10年、15年と“節目イヤー”で振り返ります。

公開日:2019.1.27

1999年11月4日デイリースポーツ紙面

【1999年11月4日デイリースポーツ紙面より】
◆嵐8万人!握手会!原宿周辺大騒動
 ジャニーズ事務所がKinki Kids以来、二年半ぶり世に送り出した新グループ・嵐がデビューCD「A・RA・SHI」発売日の3日、東京・代々木第一体育館で記念イベント「“嵐”大集会」を行い、押し寄せた8満員のファンと握手した。会場には早朝からファンが殺到したため8万人で入場を制限したが、入れなかったファンも続出。最寄の原宿駅周辺は“嵐”一色の大騒動で、嵐を巻き起こした。
 (中略)
 手をはらしながら頑張ったメンバーも感激の表情で、櫻井翔(17)は「やっとデビューの日が来たという感じ。朝早くからこんなにたくさん来てくれて、すごくうれしかった。入れなかった人に申し訳ないです。手がはれてはしが持てないので、今日はフォークです」と笑顔。大野智(18)も「感動の嵐です。初心を忘れないで十年、二十年とやっていきます」と、力強く誓っていた。

【5周年・2004年】さらなる飛躍誓う

2004年1月3日デイリースポーツ紙面

【2004年1月3日デイリースポーツ紙面より】
◆嵐初夢ステージに15000人熱狂 飛躍の5年目「2004年もよろしく!!」
 ジャニーズの人気5人組・嵐が2日、横浜アリーナで「LIVE IS HARDだからHAPPY」と銘打ったコンサートの横浜公演をスタートさせた。クレーン、花火ありの豪華ステージングに加え、歌にダンスにトークにと5人の織り成す“初夢”に1万5千人のファンが大熱狂した。
(中略)
 リーダーの大野が「今年は去年の倍努力する」といえば、松本は「やるからには一番を目指す」。負けずと相葉も「いっぱい勉強していろんなものを吸収したい」と語るなど、結成5年目を迎えますますどん欲な5人。今年の第一歩となる今回のコンサートの成功に「いいスタートが切れた」と満面の笑顔だった。

2004年8月5日デイリースポーツ紙面

【2004年8月5日デイリースポーツ紙面より】
◆夏の嵐だ3万人熱狂 横浜アリーナで夏のツアー ド派手ステージで全23曲横浜アリーナで夏のツアー
 9月に結成丸5年を迎える人気アイドル・嵐がコンサートツアー「嵐!いざッ、Now Tour!!」の横浜公演を4日、神奈川県・横浜アリーナで行った。30000人のファンの熱狂の中、5周年からのさらなる飛躍を誓った。
 99年にハワイで結成。当時はぎこちなかったが、5周年を目前にした今、5人の瞳には自信と闘志が見える。「本当にいろいろあった5年、これから5年、10年たつとどうなっているのか考えながらツアーを回ってる」(松本潤)、「TOKIOが10年。僕らもだんだん積み上げて15年、20年と嵐でやっていけたら。40歳でもまだまだ現役で」(相葉雅紀)と感慨深げ。松本が5年の軌跡「La Familia」を披露し5人の絆を歌うなどチームワークもさらに深まったよう。

【10周年・2009年】ソロ活動も増え大活躍

2009年8月29日デイリースポーツ紙面

【2009年8月29日デイリースポーツ紙面より】
国立7万熱狂!デビュー10周年ツアー初日 これからもARASHI起こす
 人気グループの嵐が28日、東京・国立競技場で、デビュー10周年記念コンサート「ARASHI Anniversary Tour 5×10」(~30日)の初日を迎えた。10年前のデビュー時「10年後、20年後には世界に知られるグループに」と誓った言葉通り、日本だけでなくアジアでもARASHI旋風を巻き起こしている5人。ベストアルバムもミリオン達成目前。今最も熱い5人がファン7万人と盛大にメモリアルイヤーを祝った。
 ステージ終盤。感極まって「10年間、応援してもらえて幸せです」と涙を浮かべたリーダーの大野智(28)に、相葉雅紀(26)が抱きついた。嵐らしい1シーンだった。
(中略)
 大ブレークには時間がかかった。デビュー後、4、5年間は仕事場まで電車で移動していた。02年のツアーでは、毎晩ステージを終えたメンバー全員がリーダー・大野のホテルの部屋に集まり「どうすれば嵐らしいか」「どうやったら先輩たちのようになれるのか」など悩み、方向性を話し合った。そこで初めてメンバーは自覚と結束が固まり、一つの方向に向かって進み始めた。
 「5人は根がまじめ。丁寧にやってきたことが実を結んだと思います」(松本潤(25))というように、努力と実績を積み重ねてきた。二宮和也(26)がクリント・イーストウッド監督作「硫黄島からの手紙」(06年公開)に出演、松本が「花より男子」シリーズで社会現象を起こすなど、新たに幅広い層のファンを取り込むことにも成功した。
 開演前の会見で櫻井翔(27)は「僕たちはちょっと時間がかかったグループ。遠回りしてきて、ここにたどり着けてよかった。喜びもひとしおです」と素直な胸中を打ち明けた。10年はひとつの通過点。“嵐の時代”はまだまだ終わらない。

新着のまとめ

もっと見る

主要ニュース

リアルタイムランキング

まとめ記事ランキング