キムタク頬近づけ女性と超至近距離唱

 解散騒動を乗り越えたSMAPが12日、福島県会津若松市・會津風雅堂から生放送されたNHK総合「震災から5年 “明日へ”コンサート」(後7・30)に出演。騒動後初めて観客の前でステージに立ち、生歌唱した。番組の最後を締めくくる楽曲はSMAPの「世界に一つだけの花」で、メンバーがステージを下り、会場の観客とハイタッチしたり、顔を寄せ合って歌う場面もあった。

 歌唱の途中、メンバー5人は客席まで下り、観客と触れ合った。木村拓哉は20代前半とみられる女性と頬と頬、鼻がくっつきそうなほどに顔を寄せた超至近距離でともに歌い、中居正広らは大勢とのハイタッチや握手で交流。メンバーには自然と笑顔がこぼれた。

 番組冒頭には、会場の外で5人揃って生中継。中居正広が中央でマイクを握り、木村拓哉は画面向かって左端に立った。香取慎吾が「やっぱり夜になると冷えますね」、木村が「震災当日は雪が降ってたんですよね」と2011年3月11日の東日本大震災当日に思いをめぐらせた。

 その後、会場に移動。客席後方から登場し、もみくちゃになりながら通路を歩き、ステージへ。1曲目に「オリジナルスマイル」を熱唱した。

 2012年から始まった「明日へ」の司会は、5年連続で中居が同局の有働由美子アナウンサーとともに務め、SMAPもすべて出演している。

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