【上田まりえ 46】「ガンダ」「メンブレ」…若者の言葉に衝撃
たかが30歳、されど30歳。最近、歳をとったなぁと感じる瞬間が増えてきました。
先日、久しぶりに母校・専修大学へ行ったときのこと。午前中で用事が終わり、次の現場まで時間があったので、学食でランチをしました!当時よく食べていたミニ焼き鳥丼の食券を買おうと、意気揚々と券売機にお金を入れたとき、違和感が…。なんと、300円から340円に、40円値上がりしていました!もちろん今の値段だって驚くほど安いのですが。卒業してから8年余り、時の流れを感じました。
それもそのはず、今の大学1年生の子たちは、一回りも下の年齢になるんです!自分の中では、大学時代なんて昨日のことのように思っていたのに…。気づいたとき、ショックを受けたのは言うまでもありません。
アナウンススクールで講師を担当するようになってから5年ほど経ちますが、その中でも時の流れに直面する出来事が起こりました。生徒たちに「最近の出来事を1分くらいで話してください」と課題を出したときのこと。ある女子生徒が、開口一番「私、最近メンブレで…」んっ!?め、メンブレ!?
話の内容から、どうやら『落ち込んでいる』ということはわかったのですが、私の頭の中では、“?”が浮かんだまま。「『メンタルブレブレ』に違いない!」という答えを導き出し、生徒に正解を確認。メンブレとは、『メンタルブレイク』の略語だそうです…。
他にも、びっくりワードがいっぱい!寂しがり屋な人のことを『かまってちゃん』ということはご存知の方も多いと思いますが、今はさらに進化して『かまちょ』と言うらしいです…。
「ちょっとガンダしてきます!」が、最近で一番の衝撃でした。さて、ここで問題です!『ガンダ』とは、一体何の略語でしょうか?…チ、チ、チ、チ、チ、チーン♪正解は…『ガンダッシュ』の略語でした!!
今時の若者は…と思ってしまったあたり、もうすっかり大人の仲間入りをしたのだなぁと実感した次第です。そういえば最近、年齢を聞かれたときに「30歳です!」と答えると、「えっ、うそ!全然見えないです~!」と言われるようになりました…。ガビーン。