メガネがトレードマークの世界的歌手 展開するメガネブランドに7億円超の負債判明

 シンガーソングライターのエルトン・ジョン(78)が展開する眼鏡ブランド事業が、大きな財務的損失に直面している。エルトンが運営する「エルトン・ジョン・オプティカル・カンパニー」は、自身の眼鏡コレクションの売上を管理する企業で、最新の財務報告で、同社が370万ポンド(約7億4000万円)以上の負債を抱えていることが明らかになった。

 企業記録によれば、この多額の負債は2025年3月までの12か月間に発生したもので、最新の会計期間では、同社の現金保有額は30万8173ポンド(約6000万円)にとどまり、課税所得に対する法人税の支払いはわずか1020ポンド(約20万円)だった。

 眼鏡ブランドは、エルトンが築いてきた広範なビジネスの一部と見られている。

 エルトンのシグネチャー眼鏡ライン「エルトン・ジョン・アイウェア」は、公式ウェブサイトおよび英国の大手眼鏡チェーン「スペックセイバーズ」で販売されている。

 音楽界のアイコンとして知られるエルトンだが、眼鏡事業においては予期せぬ財務的課題に直面しているようだ。

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