がんで死去した超人気歌手、密かにミュージカル作品に取り組んでいた 書斎からメモ発見

 シンガーソングライターのデヴィッド・ボウイが生前、密かにミュージカル作品に取り組んでいたことが分かった。アルバム『ブラックスター』のリリースから間もない2016年1月、がんで他界したボウイが、『ザ・スペクテイター』という名の18世紀を舞台にしたミュージカルに着手していたことが明らかになった。

 このプロジェクトは、ボウイの最も親しいコラボレーターたちにも秘密にされていたというが、死後に書斎からメモが発見されていた。BBCによれば、18世紀ロンドンにおける芸術や風刺の発展、そして悪名高い泥棒ジャック・シェパードを含む犯罪者たちの物語へのボウイの興味が綴られたアイデアのメモの数々は、ボウイ本人と秘書だけが鍵を持っていたという書斎の壁に貼られていたという。

 そしてボウイのほかの所持品の数々と共にヴィクトリア アルバート博物館に寄付され、今月13日にオープンするデヴィッド・ボウイ・センターに展示されることになった。

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