エディ・マーフィ、ウィル・スミスとクリス・ロックを冗談ネタに

 コメディアンで俳優のエディ・マーフィが、ウィル・スミスとクリス・ロックの事件を冗談まじりに話し、2人を愛していると語っている。エディは、今週10日に行われた第80回ゴールデングローブ賞の授賞式でセシル・B・デミル賞を受賞、そのスピーチの中で、ハリウッドで働くためのアドバイスを皮肉たっぷりに話した。

 エディは、「成功、繁栄、そして心の平安を手に入れるための決定的な青写真があることを、知ってもらいたいです。とてもシンプルなことです」「この3つ。税金を払うこと、自分の仕事をすること、ウィル・スミスの妻の名前を口にしないこと」とコメント、昨年のアカデミー賞の授賞式でジェイダ・ピンケット・スミスの丸刈り姿を司会のクリス・ロックがネタにし、激怒したウィル・スミスがクリスに平手打ちした事件に触れた。

 トーク番組『エンターテイメント・トゥナイト』でエディは、「僕はジェイダと仕事をしたことがある。ウィルを愛している。ウィルを愛してるし、クリスも愛している。全て愛なんだ」「それに、根底にあるのは、僕はお笑いで、ジョークを書けるってことを忘れてはいけないよ」と付け加えた。

 一方、トレイシー・モーガンとジェイミー・リー・カーティスから授与された同生涯功労賞について、「名誉ある賞だ。歳をとってからこういう賞をもらうと、より有り難みが分かるよ。今ならね」「ショービジネスに46年、映画界に41年いるから、これを成し遂げ、大いに感謝するべき年月がかかってる」と語り、また恋人のペイジ・ブッチャーと10人の「素晴らしい」子供たちに感謝の言葉を表した。

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