歌手のカニエ・ウェストが、妻でモデルのキム・カーダシアンとの離婚騒動がテレビ放映されることに辟易しているようだ。お馴染みのリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』の中でキムが離婚に関して言及するそうで、カニエはプライベートの切り売りにうんざりしているという。

　関係者がUsウィークリー誌にこう話す。「彼は気乗りしてませんね。キムは幅広いビジネス展開で忙しくしていますし、個人のカウンセリングも受け人生が向かっている方向にも納得しているようです」

　1歳7カ月から7歳まで4人の子供がいる2人だが、離婚を回避するために結婚カウンセリングに通っていたそうで、「離婚は話し合われていますが、キムは自分たちの関係を良くすることを何よりも求めています。このような事態に至った特別な出来事はありません。子供に関しては100％協力していますしね」とその関係者は続けた。

　一方、2人の間にできた溝について別の関係者は、「いわゆるカップルに起こる問題です。他の誰かが関わっているわけではありません。春から離婚の話が出ては消えています」と明かしていた。

　ちなみに家族こそが第一というカニエは、大統領選に立候補した理由について以前こう話していた。「家族が世界のためのカギになる。それだけさ。肉親から友人まで家族、同僚も家族、住む都市が家族、住む州が家族、住む国が家族、俺たちの世界、人類の文化が家族になる必要がある。家族という文化だ。俺たちの都市デザイン、学校のデザイン、多くのことが家族を蔑ろにしてデザインされている。分離のデザインだよ。1日の始まりからその途中、終わりまで俺は父親だ」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）