ロブ・ハルフォード、グレン・ティプトンのツアー離脱を知ったのは発表数日前

 ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードは、同バンドのグレン・ティプトンがツアーから引退することをメンバーに伝えたのは先週のことだったと明かしている。同バンドは13日に、パーキンソン病の闘病中であるグレンがバンドには残るものの、ツアー活動からは引退することを発表していた。

 しかし、ロブはもしグレンの症状が改善されれば、ツアーに復帰することは十分に可能性があるとザ・クワイエタスに語っている。「今回の件について、まだ消化中なんだよ」「先週の木曜日(8日)に、グレンはツアーに参加できないと決心したばかりなんだ」「だから、まだ色々な可能性を検討しているところさ」「例えば、日常生活で様々な問題もあれば、症状を和らげる薬なんかで目を見張る進歩もある。だから、そういうこと全部が今グレンを取り巻いているんだ」「ひょっとしたら来年かその翌年か、色々と大きく変わるかもしれないじゃないか」「でもその間は、公式声明でも言ったけど、グレンはいつだってどこへだって行くことはできるんだ」

 ロブは繰り返し、ツアー中にグレンが加わるチャンスがまだあると、同バンドの状況を感情的に語った。「グレンは彼のままだよ。まだギターを弾くことだってできるよ。素晴らしく、最高のヘビーメタルのギタリストのままさ。グレンの役目がちょっと変わっただけだよ」「それに、グレンが『ファイアパワー』のツアーで世界中回っている間のどこかの会場にひょっこり現れて、『リビング・アフター・ミッドナイト』や『ブレイキング・ザ・ロウ』なんかを激奏する時を俺は待ち望んでいるよ」「本当に素晴らしい瞬間になるはずさ。最初のライブか最後のライブかは分からないけどね。でも、嬉しいことにグレンはまだ演奏するし、俺たちと一緒にいる。グレンも俺たち同様『ファイアパワー』の発売を祝うのを楽しみにしているんだ」(BANG Media International)

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