ザ・スミスのギタリスト、ジョニー・マーは少なくとも「月に一度」はノエル・ギャラガーに間違われるそうだ。

　実際にノエルの最新作『フー・ビルト・ザ・ムーン?』にも参加しているジョニーだが、表に出れば決まって本人かと尋ねられるようで、ノエルの公式フェイスブックページでのインタビューにてこう答えている。

　「あいつは実際現場を見るまで嘘だと思っていたんだ。外を歩けば、毎週じゃないなら毎月だな、誰かが俺にこう話しかけるんだ。『お前ノエル・ギャラガーだろ？』ってさ」「だから俺はそいつにこう言う、『ノエルじゃないのは明白だ。何故って俺はギター奏者に見えるからな』って。そして奴はいわゆるロックミュージシャンの類だ。これで一件落着ってなる。でも時々マンチェスターにいるガキなんかは、俺が『見ろよ。俺はノエル・ギャラガーじゃないだろ。な？奴は誰にでも見分けがつく』って答えたら『じゃあ、あんた誰？』とかぬかすんだ」

　そしてジョニーは、ノエルを大衆が苗字抜きに認識している人物だとしてこう続けた。「他にも『何やってる人？』って聞かれたときなんか俺は『ノエルと仕事してるぜ』って答えるんだ。ノエル・ギャラガーなんてフルネームで言う必要なんてない。奴はそういうカテゴリーにいるんだ。1語で十分。マドンナと一緒さ」

　そして、マンチェスター出身の両者だが、ジョニーは同地でのノエル人気についても語った。

　「タクシー運転手は奴にぞっこんだ。理解できるよ。何故って俺は北部の生まれでミュージシャン風情だし、奴らにこう聞かれるからな。『あんたマンチェスター出身なのかい？数週間前、俺はノエルを乗せたんだ。素晴らしかった。最高の男だよ』って」「そっからの会話なんて別にどうでもいいだろ。『最高の男だ、本当に。奴の友達なのかい？あんたオアシスのメンバーだっけか？』ってもうたくさんだろ」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）