ロニー・ウッド、肺がんとの闘病を明かす
ザ・ローリング・ストーンズのギタリストのロニー・ウッド(70)が、3ヶ月前に肺がんと診断されていたことが明らかになった。
病気は、バンドの専属医師であるリチャード・ダウッド氏による定期健診の中で発覚したという。ロニーは、メール・オン・サンデーのイベント誌に対し、こう語った。「軽い肺がんと闘っていたんだ。どっちに転ぶか分からないって状態に陥って、ついに別れを告げるときが来たかなって覚悟した時期も一週間ほどあったよ。先生に左の肺が癌に侵されていると診断結果を聞かされても、正直驚かなかった」「俺は2002年に(アリゾナ州にあるリハビリ施設)コットンウッドに入院していたとき以来、胸のX線検査は受けていなかったんだ。先生は俺にどうしたいか聞いたから、シンプルに『取ってくれ』って答えたよ」
その後、ロニーは妻であるサリー(39)と共に、癌の転移の有無についての検査結果を一週間待ったという。「もし他の場所へも転移があったら、俺は終わっていたと思う。だから、これからどうなるか分からないという期間が一週間あったよ。サリーには支えられたよ。妻は診断結果を待っていた間は彼女にとっても人生で最悪の一週間だったとあとから話していたね」
現在、サリーとの間に生まれた1歳3ヶ月の双子の娘がおり、その双子の誕生を機に禁煙しているというロニーは、幸いにも転移は見られず、手術のみで癌を切除することができるという診断結果に安堵したという。そしてロニーは、化学療法に頼らずに済んだことにもほっとしていると明かした。「癌の転移がみられたとしても化学療法はしないって決めていたんだ。体を痛めつけるようなことはしたくない」「髪の毛を失いたくなかったというのもあるね。転移はなしのとの結果を受けて、いよいよ手術が始まるってときに俺はこう言ったんだ。『さあ、始めようぜ』ってね」
(BANG Media International)