ミラ・クニス（３３）はセミヌードを拒否すれば「２度とこの街で仕事にありつけない」と脅されたことがあるそうだ。ａｐｌｕｓ．ｃｏｍへの寄稿でミラは、雑誌の表紙のために脱がないのであれば、映画界でのキャリアを台無しにするも同然だとあるプロデューサーに言われた過去を明かしている。

　「『２度とこの街で仕事にありつけないぞ』なんてありきたりの言い回しよね。でも私がある映画の宣伝のために男性誌の表紙でセミヌードを拒んだ時、あるプロデューサーにそう脅されたの。それまでにやってきたうぶな妥協はもうするつもりはなかったわ」「私は激怒し、物として扱われているように感じたから、自分のキャリアで初めてノーと言ったわ。それでどうなったと思う？世界はそれで終わったりなんてしなかった。その映画はかなりの業績を上げたし、私はこの街でその後も何度も何度も仕事をしたわ」

　妥協に嫌気が刺したというミラは、自分の考えを今後も貫いていくつもりだと続けている。「もし意見を言ったら私たちの生活が危険にさらされるっていうのは、思い込まされている状況だと思うの。私のキャリアを通して、侮辱されたり、わきに追いやられたり、給料が低かったり、創作性を無視されたり、私の性別によって軽視されたことはあるわ。そして私はその人たちが言っていることが正しいのだと理解しようとしてきた。あの人たちの方が分かっているのかもしれない、あの人たちの方が経験豊富なんだろう、私に何か足りないところがあるのかも．．．と」「でもそんな妥協はもうやめたの。妥協されることもこりごりだわ。だからこれからは、さりげなくであろうとあからさまであろうとこういう発言には真向として立ち向かうわ。その時点で止めさせて、教えを説くために最善を尽くすわ。それが真剣に捉えられるかどうかは保証できないけど、少なくとも成長する機会となる環境を作ることに役立てると分かるから。そして私の発言が無視されるのなら、別れを告げることにするわ」

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）