デュークがボブ・ディランツアー離脱?

 ボブ・ディランのツアーバンドのギタリストを務めていたデューク・ロビラードが、バンドから脱退してしまったようだ。今年の3月にボブのツアーバンド入りを果たしていたデュークだが、2日(火)にテネシー州メンフィスのオートゾーン・パークで開催されたボブのコンサートのステージには姿を見せなかった。ただ、ボブ側からのデュークのバンド離脱に関する公式声明も出ておらず、担当スポークスマンもコメントを控えている状態だ。

 2日の公演ではデュークに代わって、4月に逆にデュークが代役を務めていたチャーリー・セクストンがボブのバンドに参加してパフォーマンスを披露している。デュークが今回コンサートから外れた理由や、今後ツアーに復帰するかはまだ分かっていないが、先月末にもデュークは自身のフェイスブックに「中古売出し中:ボブ・ディランのCDとレコード・コレクション」「ギターとアンプもすぐに大量に売り出すつもりさ。すぐに伝えるよ」と謎めいた投稿をしている。

 そんなデュークが最後にボブのツアーに参加したのは先月の30日(日)に行われたナッシュビル公演で、結局ボブのバックバンドとしてプレイしたのは合計27回のみとなってしまった。一方、今回代役を務めたチャーリーは1999年から2002年にかけてボブのもとでプレイをし、その後2009年から2012年まで再度バンドに参加した経緯がる。さらにチャーリーは2003年に公開された映画『ボブ・ディランの頭のなか』のサントラにも起用された2001年のアルバム『ラヴ・アンド・セフト』だけでなく、最近でも2012年の最新アルバム『テンペスト』に参加している。

(BANG Media International)

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