クラプトン新アルバムは新曲入りカバー集

 エリック・クラプトンが、通算21枚目となる新作スタジオ・アルバム『オールド・ソック』の詳細を明かした。2010年のアルバム『クラプトン』以来となる同新作は、クラプトンのお気に入りの10曲をカバーしたカバー曲集となっており、加えて『エブリ・リトル』『ガッタ・ゲット・オーバー』など新曲2曲も収録されるという。

 最近、ポール・マッカートニーの最新アルバム『キス・オン・ザ・ボトム』にギタリストとして参加したクラプトンだが、今回はポールが『オール・オブ・ミー』でベースとボーカルを担当するようだ。また、元ブラインド・フェイスのメンバーであるスティーヴ・ウィンウッドは『スティル・ゴット・ザ・ブルース』でオルガンをプレイするという。さらに『エンジェル』にはJ.J. ケイルがバックコーラス兼ギターとして参加する他、『ゲット・オン・オーバー』ではチャカ・カーンもコーラスに加わる模様だ。その他にもクラプトンは、レッドベリーの『グッドナイト・アイリーン』やピーター・トッシュの『井戸が枯れるまで』などをカバーする。

 その上、クラプトンは新作アルバムを引っさげて今春にも全米アリーナ・ツアーを敢行し、4月12日と13日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われるクロスロード・ギター・フェスティバルで幕を閉じる予定だ。今年で4回目となる同フェスには、ジョン・メイヤーやオールマン・ブラザーズ・バンド、ジェフ・ベックなどもパフォーマンスを予定している。(BANG Media International)

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