女優・岩下志麻（７２）が２９日、都内で行われた韓国映画「王になった男」（２月１６日公開）大ヒット祈願イベントに登場。同映画の主演で来日中の韓国人俳優イ・ビョンホン（４２）と念願の初対面を果たした。

　メロメロだった。大ファンだったビョンホンと握手を交わした岩下は「思った通りの方。笑顔がステキで役作りへの努力もすごい」と褒めちぎった。自身の出演作以外の応援に駆けつけるのは「２０代のころ、アラン・ドロンのファンで、彼の作品の舞台に花束を持って行って以来」という。

　「王に‐」で、ビョンホンは初の１人２役に挑戦。岩下は、自身も１人２役に挑んだ映画「心中天網島」のＤＶＤを持参し、サインを入れてプレゼント。「見るのが楽しみです」と感激したビョンホンからは、サイン入りで「王に‐」のパンフレットを手渡されたという。「（サインは）遠慮してたんですけど、せっかくだからいいかしらと思って」。はじらう岩下の姿に“姐さん”の面影はなかった。

　「いずれは共演したいとずっと思ってます。（私が）義理の母親とか、ウフフ」。同じスクリーンに登場する姿を思い描いていた。