SKE、グループ初単独ドームに感涙…
SKE48が1日、ナゴヤドームで、初の単独ドームコンサートの初日を行った。AKB48を筆頭とする48グループでも、単独ドーム公演は初めて。名古屋城をモチーフにしたステージで、SKEの顔である『ダブル松井』こと、松井玲奈(22)と松井珠理奈(16)はオープニングから感極まり涙をこぼした。
“長女”も成し遂げてない夢を、“次女”がかなえた。AKBに続く、2番目の48グループとして2008年10月5日に劇場デビューしてから1945日、SKEが悲願だった本拠地・名古屋でのドーム公演にたどり着いた。AKBの東京ドーム公演や5大ドームツアーには、姉妹グループも総出演したとあって、単独ドーム公演となると48グループでも初の大舞台だ。
地元の象徴・名古屋城をイメージした、金のしゃちほこが輝くセット。ファン3万3000人の大歓声。オープニングで2人並んで登場したダブル松井は、そろって瞳を涙で光らせて、玲奈は「何か胸がいっぱいで…。景色がキレイで、本当にステキだなと思います」と感慨にふけった。
米大リーグ・ヤンキースに移籍した田中将大投手(25)からはお祝いの花が届けられ、“旧友”も祝福に駆けつけた。AKBのメンバーで、昨年5月までSKEを兼任していた北原里英(22)が、一部のパフォーマンスに参加。メモリアルステージに花を添えた。
デビュー曲「強き者よ」を序盤に歌うと、グループの歴史をたどるように45曲を披露。アンコールでは新曲「未来とは?」(3月19日発売)のミュージックビデオも撮影した。
終演後、珠理奈は「SKEが1番になりたい気持ちを持ってるので、ドームで1歩近づけたかな。ナゴヤドーム盛り上がってくれて、“どーむ”ありがとうございました!!」とお得意のギャグを一発。あこがれの場所で成長を証明できた喜びを、かみしめていた。