都倉俊一氏 文化勲章を受章 今後挑戦したいことは「山ほどある」お気に入り曲に持論「これは職業作曲家の宿命」

 ピンク・レディーの「UFO」など数多くのヒット曲で知られる作曲家の都倉俊一氏(78)が文化勲章を受章し、23日、都内で会見を行った。「大変な栄誉でございまして、非常に緊張いたしておりますとともに本当に光栄の極みと感じております」と語った。

 ピンク・レディーをはじめ、山口百恵さん、山本リンダら数多くのアーティストに楽曲を提供。1100曲以上を世に送り出し、レコード売り上げは6000万枚を突破した。「日本レコード大賞」など日本の主要な音楽賞をほぼ総なめにするなど、昭和を彩った名曲を次々生み出してきた。

 作曲で最も重視するのは「メロディー」だといい「格好良い言い方をすれば天から降ってくるみたいな所がある」と苦笑い。一方でヒットメーカーながら「お気に入りの曲などはあまり考えないようにしてる」といい「大ヒットしても正直あんまり自分では気に入ってない曲もある。これは職業作曲家の宿命ではないかと思う」と分析した。

 今後挑戦したいことは「山ほどある」ときっぱり。「素晴らしい賞をいただいて、ここで終わることは絶対にありえない」と受賞をさらなる創作活動への原動力とする。音楽のみならず、舞台や映画など日本の文化芸術の世界発信に意欲を燃やし「ゲームとかアニメとかは非常に世界的に傑出しておりますけど、そういう日本の文化を世界に羽ばたくような土壌を作るのが僕の仕事。それが僕のライフワークだと思います」と力を込めた。

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