怪力反響「豊臣兄弟!」の佳久創が恋愛ドラマ!?「演技の幅が広がる」 元中日投手の父郭源治さんから「あなたの人生だから」の言葉にも感謝

 俳優・佳久創(35)が存在感を高めている。今年はNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の藤堂高虎役を熱演。さらに、テレ東ほか水ドラ25「私があなたといる理由2~グアムを訪れた8人の男女の10日間~」(水曜、深夜1・00)に元プロ野球選手役として出演している。父は元プロ野球・中日で抑え投手として活躍した郭源治さん(70)で、自身もラグビーで明治大、社会人チーム・トヨタヴェルブリッツに所属した元アスリート。俳優への道を後押ししてくれた父へ感謝の思いを胸に活躍の場を広げたいという。

 身長185センチ、体重は現在、役作りのため115キロに増量中と風格漂う恵まれた体格。佳久は父親譲りの高い運動能力を持ち味に、注目度を高めている。

 「私があなたといる理由2-」では元野球選手の栄光から抜けられず、恋愛に悩む役どころ。「こんなでかい体が、恋愛ドラマに合うのかと思っていたんですけど、プロ野球選手という役で父も、僕もアスリートという部分で通ずるところもあるので、自分なりに表現できる部分もあるのではないかと。恋愛ドラマは僕はなかなかないので、演技の幅が広がる」と前向きに向き合った。

 俳優として着実にステップを踏んでいる。19年放送のTBS系日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」ではラグビー選手役で出演。現在放送中の「豊臣兄弟!」では、武将・藤堂高虎として宴のシーンで菅田将暉演じる竹中半兵衛を軽々と抱き上げ、その力持ちぶりが話題を呼んだ。

 どんな役でも果敢に挑戦していく姿勢は父・源治さんの教えでもある。15年にラグビー選手を引退。家族間で賛否があった中で、父は自分の好きな道を選べと背中を押してくれたという。

 「父はよほどのことがなければ反対はしないんです。『あなたの人生だから』と言ってくれる。自分のやりたいことはやらせてくれる人で、いつも応援してくれて、本当に感謝しています。俳優をやってよかったなと思います」。

 明大ラグビー部入学前には大学の先輩でもある、プロ野球・元中日監督の星野仙一さんと初対面。「もっと、体を大きくした方がいい。頑張れ!」とアドバイスされ、入部後は当たり負けしない選手として活躍。父や闘将など、多くの師からの助言が今の俳優人生にも生きている。

 今後の俳優としての目標を問うと「見る方々に面白いと思ってもらえるように演技を磨いていきたい。最終的には海外に行ってみたい。夢はデカいほうがいいので、それをモチベーションにして頑張っていきたい」と目を輝かせた。

 最終的には海外への映画出演などに興味。現役時代は快足ウイングとして活躍したように、第二の人生もとことん走り続ける覚悟だ。

 ◇佳久創(かく・そう)1990年10月28日生まれ、愛知県出身。中学からラグビーを始め、明大ラグビー部では7人制ラグビー日本選抜メンバーに選出。快足WTBとして活躍した。社会人チームトヨタ引退後、18年に俳優デビュー。24年には映画「キングダム 大将軍の帰還」に出演。NHK大河ドラマは22年の「鎌倉殿の13人」、26年の「豊臣兄弟!」に出演した。趣味・筋トレ、特技・歌。

 ◇88年中日V貢献「踊る守護神」 父の郭源治さんは1981年3月に中日ドラゴンズに入団。150キロ超の快速球と多彩な変化球を操り、気迫を前面に押し出したダイナミックな投球が特徴。打者を打ち取った後の派手なアクションは「郭ダンス」とも呼ばれた。

 当初は先発が中心だったが、85年には抑えも兼任。87年には星野仙一監督の起用で抑えに専念し、最優秀救援投手のタイトルを獲得した。88年にも同賞を獲得し、リーグ優勝に貢献。胴上げ投手にもなった。89年9月に日本へ帰化し、本名を佳久源治に。90年に先発へ再転向。94年には最優秀防御率のタイトルを獲得した。96年オフに中日を退団し、母国・台湾の統一ライオンズと契約。99年まで現役を続けた。

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