桐谷健太 自分にとっての聖地は家と公園「まんまの自分に戻っていく。戻れる場所」
俳優の桐谷健太(46)が7日、大阪市内で、舞台「聖地X」(12月5~7日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール)の取材会に出席した。
劇団イキウメ主宰の前川知大氏の代表作で映画化された同作。ドッペルゲンガー(自分そっくりの分身)の出現をきっかけに「存在とは、記憶とはなにか」を問いかける。
5年ぶり3度目の舞台出演を前に、桐谷は「共演者とそれぞれ『こうしたらもっとおもしろいんじゃないか』とかアイデアを出して、肉づけされていったり、そいでいったり…っていうのをやって、どんどんいい作品が仕上がっている感覚がある。みんなで作っているという感覚を楽しみながらやっていきたい」と手応えを見せた。
稽古の始まりで、共演陣と「自分の聖地の話をしたり、勘違いした話、思い込んだ話」をしたと振り返り「関係ないように見えても台本から派生した話になっているので、それでけっこう一回つながれたし、近づけた」と俳優・和希そらや浜田信也、馬渕英里何、お笑いタレントのこがけんらとの絆が深まったという。
自身の聖地について問われ「僕は、家の近くの大きい公園と家。まんまの自分に戻っていくというか。特にそこの公園が好きで。家もそうですけど、自分に戻っていく、戻れる場所があるっていうこと自体がもしかしたら聖地なのかも」と答えた。
桐谷は「ここ1、2年で自分の中ですごく悲しい出来事、苦しみもたくさんありましたし、あとは自分のふがいなさ、無力さを感じたっていうことがちょっとあった」と語る。
「そのおかげで事務所や家族、身近な人たちとか、応援してくれる人たちに対しての『ありがとう』が体中からふわーって出てきた。『俺、なんかみんなでできてるわ』って思うんですよね。ありがとうが大きくなりましたし、いろんなことに挑戦したいなと思いました」と新境地を見せた。
東京公演は、PARCO劇場で11月5~29日に上演される。
