聖奈さまさま!! ジュウリョクピエロがオークスVで小説「重力ピエロ」注文殺到 1日で約4000部! 「来週には」重版出来も
24日に東京競馬場で行われた中央競馬(JRA)のG1・オークスで、今村聖奈騎手(22)騎乗のジュウリョクピエロ号が優勝。今村騎手はJRA所属の女性騎手で初めてG1レースを制し、大きな話題となった。馬名の由来となったのは、人気作家・伊坂幸太郎氏(55)が2003年に発表した小説「重力ピエロ」。発売から23年が経過しているが、レース直後から書店に注文が殺到、25日にかけて“爆売れ”現象が起きた。
歴史的勝利から巻き起こった「重力ピエロ」フィーバーは、一夜明けてもとどまるところを知らなかった。「Rakutenブックス」「セブンネット」といったオンライン書店では、文庫版が軒並み在庫切れ状態に。発行元の新潮社にも注文が殺到した。
同社営業部の河井嘉史さんは、デイリースポーツの取材に「想像以上ですね。驚いています」と吐露。同社ではジュウリョクピエロのオークス出走が世間の話題になっていることを受け、先週末に全国の書店へ注文書をファクス送信し、“一発”の可能性にかけていたという。
その期待に応えた勝利の直後、24日の夕方ごろから、同著の注文が一気に増加。河井さんによると、この日夕方までに約4000部の注文が寄せられた。実店舗での売り上げも好調で、通常の2~3倍に及んでいるといい、「うちの社員にも(競馬場に)見に行った人間がいましたし、私の担当する書店にも競馬好きの方がおられて、だいぶ興奮してらっしゃいましたね」と笑った。
03年の発売から23年、発行部数100万部を突破した超ベストセラーに訪れたセカンドブレーク。ジュウリョクピエロと今村の大仕事に、河井さんも「『さまさま』ですね。もともとよく売れていた作品ではありましたが…」と喜び、「来週には重版がかかるのではないかと思います」と“聖奈効果”にホクホクだった。
また、同社編集部で伊坂氏の担当を務める荒井久幸さんは、レース直後の伊坂氏について「大変喜んでおられました」と説明。伊坂氏はオークスの前走・忘れな草賞の当時から同馬の存在を認識していたといい、「(作品と)偶然一致するような馬名でもないし、馬主の方が小説好きで、知ってくださっているのかなというお話はしていました」と明かした。
