宝塚音楽学校112期卒業式 総代の國宗美花さんは「尊い2年間を胸に芸の道に」
タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校の112期卒業式が2日、兵庫県宝塚市の同校で行われ、40人が2年間舞台に必要な研さんを積んだ学び舎を巣立った。
卒業式では首席の國宗美花さんが答辞で「『清く正しく美しく』の言葉を心に刻み、宝塚歌劇団の生徒として、終わることのない芸の道を歩んでまいります。この尊い2年間を胸に抱き、ただひたすら芸の道を走り続けましょう」と述べた。また花束贈呈のセレモニーでは、予科生が卒業する本科生にすみれのブーケを手渡し、思わず涙。卒業生から涙を拭いてもらうシーンもあった。
國宗さんは「凜(りん)としつつ、見に来てよかったとハッピーな気持ちになっていだける娘役になりたい」と笑顔。男役志望の赤井七海さんは「2年間の切磋琢磨を糧に、限りない芸の道を精進していきたい」と前を見据えた。
また男役志望の小寺環菜さんは「大浦みずきさんや紫苑ゆうさんのように、伝統をつないでいきたい」と1990年前後に活躍した伝説のトップの名を挙げ、111年続く歴史を口にした。また吉田今日花さんは「自分と向き合ってきた2年間でした。これからも必死に向き合っていきたい」と決意を新たにしていた。
112期生は3月2日の卒業式を経て、宝塚歌劇団に入団。5月23日開幕の宝塚大劇場宙組公演「黒蜥蜴/Diamond IMPULSE(ダイヤモンド インパルス)」(~7月5日)で初舞台を踏む。
