清水尋也被告、大麻使用は「ストレスや疲労」が原因 眠れない時に使用も 今後は「一般の仕事を探す」

 東京地裁を出る清水尋也被告を乗せたとみられる車両(撮影・石井剣太郎)
 東京地裁を出る清水尋也被告を乗せたとみられる車両(撮影・石井剣太郎)
 東京地裁に入る清水尋也被告を乗せたとみられる車両(右奥)と集まる報道陣(撮影・石井剣太郎)
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 麻薬取締法違反の罪に問われた俳優の清水尋也被告(26)の初公判が8日、東京地裁で行われ、検察側は拘禁刑1年を求刑し、結審した。判決は19日。

 清水被告は、黒のスーツ姿で、伏し目がちになりながら淡々と質問に答えていった。起訴内容を「(間違い)ないです」と認め、「(大麻は)二度と使用しません」と誓った。大麻は22歳頃から使用。米国で語学学校の友人のパーティーで吸うようになったといい、日本での入手は、被告人と知人がXアプリで検索して出てきたアカウントから入手した。この知人は、兄で俳優の清水尚弥が先に知り合い、清水被告に紹介したという。

 清水被告は大麻の使用理由を「主にストレスの緩和やリラックス」と説明。「ストレスや疲労を感じて眠れなくなることは日常的にあった。肉体的にもリズムが整わないことが多かった。先のことを考えると、プレッシャーを感じることが多かった」と話し、「自分を過信しすぎていた」と反省を口にした。

 今後は「仕事は生活を立て直すためにも一般の仕事を探して働いていくつもり」といい、俳優業については「役者という職業は1人の力では絶対に成立しない」と、熟考する姿勢だ。

 また、兄で俳優の清水尚弥が証人として出廷し「(保釈後は)同居をして僕が監督をしている」と説明。「(尋也被告が)『死んだ母に顔向けできない』と言って(尚弥の話を)ちゃんと聞いてくれた。涙を流して反省してくれた。(尋也被告は)感情的になっていたので『本当に申し訳ない』と繰り返していた」などと証言した。

 弁護側は2年の執行猶予を求めている。清水被告は「一人の人間として母から授かった人生を後悔のないように生きていきたい」と話した。

 最後は「改めて今回は自分の犯した罪でたくさんの方にご迷惑をおかけして反省している、自分の弱さを見つめ治して、責任のある行動を心がけたい。改めて申し訳ありませんでした」と謝罪して頭を下げた。

 清水被告は映画「ちはやふる」や「東京リベンジャーズ」、TBS系ドラマ「19番目のカルテ」などに出演していた。

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