舘ひろし変わり果てた撮影地 石川能登の街並にショック 映画「港のひかり」イベント
俳優・舘ひろし(75)が18日、石川・輪島市内で行われた主演映画「港のひかり」のロケ地朝市通りに共演の眞栄田郷敦(25)、尾上眞秀(13)と再訪。被災後初めてで、復興を果たしていない街並にショックを受けた。
この日は撮影の舞台となった石川での試写会イベントで訪れた。能登の漁村を舞台にした映画で輪島では23年11月から12月まで撮影を行い、映画が完成。その当時以来の来訪で変わった朝市通りの街並に舘は「地震があってから初めてなんですけど、朝市がこんなになっているとは、ショックを受けました。本当に何もないんだなと、大変な地震だったと心から感じました」と、活気のある街がなくなっている姿にがく然とした表情で振り返った。
舘の親友役の少年を演じた尾上も「草原みたいになっていて、こんなになっているとはびっくりしました。まずは元通りになってほしいと」と願い、17日から輪島入りした眞栄田も「思っていた以上にまだまだ復興途中なんだなと身に染みて感じました」と厳しい表情。舘は「まず、もとのような活気を取り戻してもらいたい」と祈った。
